NHKニュース 9月13日 4時10分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130913/k10014503971000.html
日越 南シナ海問題は国際法で解決を
岸田外務大臣は12日夜、ベトナムのミン外相と会談し、南シナ海の島々の領有権を巡って中国とベトナムなどが対立していることについて、国際法に基づき解決すべきだとして、法的な拘束力を持つ新たなルール作りを進める必要があるという認識で一致しました。
この中でベトナムのミン外相は、南シナ海の島々の領有権を巡ってベトナムなど東南アジアの一部の国々と中国が対立していることを説明したうえで、
「この問題は国際法に基づいて解決すべきだ。
ASEAN諸国と中国との間でルールの策定に向けた協議を行うことになっている」
と述べました。
これに対し岸田外務大臣は
「南シナ海の問題は国際社会の関心事項だ。すべての国が国際法を順守すべきだと考えている」
と述べ、法的な拘束力を持つ新たなルール作りを進める必要があるという認識で一致しました。
また岸田大臣は、沖縄の尖閣諸島周辺で中国当局の船が領海侵入を繰り返していることに触れ、日本として事態がエスカレートすることのないよう冷静に対応する考えを伝えました。
さらに会談で岸田大臣は、安倍総理大臣が設けた有識者懇談会が集団的自衛権の行使を議論していることについて
「日本の平和に対する思いは変わらない」
と理解を求め、ミン外相は
「この地域の平和と安定に貢献するのであれば評価できる」
と述べました。
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jiji.com (2013/09/12-23:22)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201309/2013091200853&g=pol
領海問題、国際法順守を=中国けん制-日越外相会談
岸田文雄外相は12日夜、都内の外務省飯倉公館で、ベトナムのファム・ビン・ミン外相と会談した。
中国とベトナムなどが対立する南シナ海の領有権問題について両外相は、国連海洋法条約など国際法を順守して対応すべきだとの立場を確認。
海洋進出を強める中国をけん制したもので、両外相は日越防衛当局間の協力を進めることでも一致した。
岸田外相は、集団的自衛権の行使容認の是非など、安全保障政策をめぐる日本国内の議論について説明。
ミン外相は「地域の平和と安定に貢献するならば評価できる」と述べた。
これに先立ち、両外相は外務省で「日越協力委員会」を開催。
ベトナムのインフラ整備に日本が協力することを確認し、ハノイの高速道路整備や国際空港ターミナル建設計画などに「約540億円」の円借款を供与することで合意した。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年9月12日 6時10分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=76674&type=0
朴正煕が参戦したベトナム戦争、娘の朴槿恵が積年の恨みを消す―韓国紙
●11日、環球時報(電子版)は「朴正煕(パク・チョンヒ)が参戦したベトナム戦争、娘の朴槿恵(パク・クネ)が積年の恨みを消す」と題する記事を掲載した。写真は韓国とベトナムの国旗。
2013年9月11日、環球時報(電子版)は「朴正煕(パク・チョンヒ)が参戦したベトナム戦争、娘の朴槿恵(パク・クネ)が積年の恨みを消す」と題する記事を掲載した。
以下はその概要。
10日付韓国紙・ハンギョレの記事「父の参戦、娘の参拝」は、国際関係において永遠の敵はないことを十分証明している。
ベトナム戦争で南ベトナムを支援した韓国は、米国に次いで多く兵力を投入した。
朴正煕政権は政治・経済両面で苦境にあり、米国との駆け引きの末、ベトナム出兵を決定した。
韓国は軍医、軍事教官、海軍陸戦部隊など精鋭を派遣。1973年3月までに韓国兵のべ32万5000人が参戦し、5099人が戦死した。
韓国軍はベトナム戦争期間中、タイビン村虐殺事件などで民間人を殺害するなど多くの罪を犯した。
韓国の専門家の調査によると、ベトナム中部のクアンガーイ省では民間人1774人が虐殺された。
韓国兵によるレイプなどで混血児も多く生まれ、一部の統計によると最大で3万人に達するとされている。
韓国メディアは、戦争当時は敵だったホー・チミン元国家主席の墓に、朴大統領が訪れたことについて「深い意味がある」と報道。
韓国政府高官の1人は
「韓国のベトナムに対する歴史的な成熟度は、誤った歴史認識を改めない日本と大きな差がある」
と指摘した。
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TBS ニュース (17日03:46)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2014542.html
ベトナム訪問の小野寺防衛相、タイン国防相と会談
ベトナムを訪問中の小野寺防衛大臣は16日、フン・クアン・タイン国防大臣と会談し、中国とベトナムが対立する南シナ海の領有権問題について、国際法と対話によって解決すべきとの立場を確認しました。
小野寺防衛大臣は16日、ベトナムの首都・ハノイの国防省を訪問し、フン・クアン・タイン国防大臣とともに歓迎行事に参加しました。その後開かれた会談で小野寺大臣は、中国とベトナムが対立する南シナ海の領有権問題について、「法の支配と対話によって問題を解決すべき」との立場を確認しました。
小野寺大臣はまた、ズン首相を表敬し、アジア地域の安定のために日本とベトナムが協力関係を強化していくことを確認しています。
小野寺大臣は17日にベトナムの海軍施設を視察するほか、その後は、タイを訪問して、インラック首相などと会談を行う予定です。
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【「底知らず不況」へ向かう韓国】
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