●対馬から盗み出された2体の仏像=(聯合ニュース)
『
聨合ニュース 2013年 09月 29日(日)
http://japanese.yonhapnews.co.kr/relation/2013/09/28/0400000000AJP20130928000100882.HTML
対馬盗難仏像の返還は司法判断を尊重=韓国文化長官
【光州聯合ニュース】
長崎県対馬市の寺社で韓国人窃盗団に盗まれた仏像2体の返還を日本が求めている問題で、韓国文化体育観光部の劉震龍(ユ・ジンリョン)長官は28日、韓国司法当局の判断を尊重すべきだとの認識を示した。
韓国南西部の光州市で開かれた韓日中文化大臣会合の合意文署名式の後に開かれた記者会見で述べた。昨年、対馬市から盗まれた仏像2体は韓国に持ち込まれた。
このうち1体については、元の所有者だと主張する韓国の寺が、略奪されたと主張。
日本に渡った経緯が分かるまで返還しないよう求める仮処分を申請し、韓国・大田地裁が今年2月に認めている。
日本のメディアは、劉長官が前日の下村博文文部科学相との会談で仏像を一度日本に返還すべきとの発言をしたと報じた。
劉長官はこの日、これら報道を踏まえた上で
「韓国では関連の司法判断を待っている状況だ。
まずは司法の判断を尊重すべき」
と語った。
その一方で、
「国際規約は、盗難や略奪による文化財は返還すべきというのが原則。
合理的、理性的に国際規約を順守しなければならない」
と強調した。
仏像の窃盗団についての刑事裁判では、今年6月に大田地裁が文化財保護法違反罪などに問われた主犯格の男3人に懲役3~4年の実刑判決を言い渡したが、裁判は続いている。
これまで韓国政府や文化財庁は仮処分決定や窃盗団の刑事裁判が進行中であることを踏まえ、今後の対応を決定していない。
』
という韓国の根本思想がくつがえされることになる。
「法の順守」
というのいは、韓国にはないものだとおもっていたが。
『
jiji.cpm (2013/09/28-11:54)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013092800155
仏像返還、改めて強調=国際規範を順守-韓国文化相
【光州(韓国南西部)時事】韓国の劉震竜文化体育観光相は28日午前、光州で開かれた日中韓文化相会合後の記者会見で、27日の下村博文文部科学相との会談で長崎県対馬市で盗まれ韓国に持ち込まれた仏像返還に前向きな発言をしたことに関し、
「文化財に関する国際規約は、盗難や略奪によるものは返還すべきだ
となっている。
合理的、理性的に順守しなければならない」
と述べ、返還に取り組む考えを改めて強調した。
ただ、劉氏は、窃盗犯の裁判などが進行中であることを踏まえ
「司法当局の判断を待っている状態だ」
とも述べた
』
『
サーチナニュース 2013/09/30(月) 11:46
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0930&f=national_0930_026.shtml
韓国文化省、仏像返還発言を否定 日本への抗議準備=韓国報道
長崎県対馬市の寺から仏像2体が盗まれ、韓国が返還に応じない問題で、
劉震竜(ユ・ジンリョン)文化体育観光相の返還をめぐる発言が韓国で波紋を広げている。
韓国文化体育観光省は、「返還の意思を示した」と伝えた日本の報道を否定し、非公開の会談内容を無断で公開したとして日本政府に抗議する方針という。
複数の韓国メディアが報じた。
劉氏は27日、韓国・光州で開かれた日中韓文化省会合で下村博文文部科学相と会談した。
日本のメディア各社は会談後、下村氏の返還要請に劉氏が前向きな発言をしたとし、28日の記者会見でも改めて返還に取り組む姿勢を示したと伝えた。
しかし、韓国メディアは30日までに、日本の報道を否定する韓国文化体育観光省の見解を伝えた。
報道によると、日本から仏像の返還を求められた際、劉氏は
「司法当局の判断を待っている。国際ルールが順守されるべきだ」
と発言したが、日本側がこれを恣意的に解釈し、日本メディアもわい曲して伝えたという。
また、仏像の話題は会談の正式な議題ではなく歓談で出たもので、日本による一方的な公開は「欠礼にあたる」と主張した。
同省は、準備が整い次第、日本政府に抗議する方針で、日本のメディアにも報道を自粛するよう求めるという。
』
韓国には国際法は通じない。
韓国では。
「ドロボウは国際法に優先する」
とういのが、原則だろう。
『
朝鮮日報 記事入力 : 2013/09/30 11:17
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/09/30/2013093001720.html
【社説】対馬の仏像問題、戦略的思考で対応を
日本のメディアは27日、韓国文化体育観光部(省に相当)の劉震竜(ユ・ジンリョン)長官が同日に下村博文・文部科学相と行った会談で、
韓国の窃盗グループが長崎県対馬市で盗んだ「観世音菩薩座像」について「日本に返還すべきだ」
との見解を示したと報じた。
この仏像は14世紀に忠清南道・瑞山の浮石寺に奉安されたもので、昨年10月に窃盗グループが対馬の観音寺から盗み、韓国に持ち込んだ。浮石寺は倭寇(わこう)に略奪されたものだと主張し、日本に渡った経緯が分かるまで返還しないよう求める仮処分を申請、大田地裁が今年2月に認めた。
こうした状況の中、日本の報道を受け「文化体育観光部長官がどうして略奪された文化財を返還するなどと言えるのか」という批判が巻き起こっている。
劉長官は
「(盗難・略奪による文化財は返還すべきとの)国際規約に従うべきだという原則的な一般論を述べただけ」
と釈明したが、議論は依然収まっていない。
海外に持ち出された韓国の文化財約15万点のうち、44%に当たる6万6000点余りが日本にあるという。
日本の民間の博物館には、世に知られていない国宝級の絵画や陶磁器が数え切れないほどたくさん所蔵されている。
数多くの文化財が奪われ、盗掘されて日本に持ち出されたことを考えると、仏像を日本に返したくないと思うのも無理はない。
だが、今必要なのは、どうすれば日本各地に存在する韓国の文化財を取り戻せるかという戦略的な思考だ。
文化財の返還を実現するには、まずは私たちが
国際社会の常識と慣例に従う姿を示す必要がある。
米国は、6・25戦争(朝鮮戦争)の際に米兵が盗んだことが判明した文定王后の御宝(王室の印章)と旧韓末(朝鮮王朝時代末期から大韓帝国までの時期)の貨幣の印刷用原版を韓国に返還したか、または返還する予定だ。
このように、強奪されたことが明らかな文化財は返還するというムードが国際社会に広がっている。
仏像の問題もこうした国際的な流れを促進するという観点に立ち、得失を考え適切に対応する必要がある。
』
『
朝鮮日報 記事入力 : 2013/09/30 11:20
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/09/30/2013093001728.html
対馬の仏像、韓国で返還めぐる議論が再燃
「返還は駄目」VS「ほかの文化財を取り戻すためにも返還すべき」
韓国の窃盗グループが昨年10月に長崎県対馬市の観音寺から盗み、韓国に持ち込んだ「観世音菩薩座像」について、日本への返還の是非をめぐる議論が再燃している。
そのきっかけとなったのは、27日の劉震竜(ユ・ジンリョン)文化体育観光部(省に相当)長官の発言に対する日本メディアの報道だった。
劉長官はこの日、韓日中文化相会合が行われた光州市で下村博文・文部科学相と会談したが、朝日新聞電子版など日本のメディアが
「下村文部科学相が劉長官に観音寺の仏像の返還を要請し、劉長官は日本に返還すべきだとの見解を示した」
などと報じたのだ。
劉長官は28日、文化相会合の合意文署名式後に開かれた記者会見で、この問題について
「まずは韓国の司法判断を待つべきだと述べた。『盗難・略奪による文化財は返還すべき』という国際規約を順守する必要があるとの原則を再確認しただけだ」
と釈明した。
劉長官の発言をめぐり、インターネット上では
●.「そういうことは日本による植民地時代に日本が奪っていった文化財を取り戻してから言え」
●.「親日派の長官なのでは」
といった批判が噴出した。
一方、この問題に慎重にアプローチすべきだとする意見も少なくない。
姜友邦(カン・ウバン)一郷韓国美術史研究院長は
●.「この仏像がかつて(忠清南道)瑞山の浮石寺にあったことは間違いないが、日本が略奪したのかそうでないのかはまだ判明していない。
盗み出して韓国に持ち込んだ文化財であるため、ひとまず返した上であらためて韓国への返還運動を展開するのが正しいやり方だ」
と指摘している。
この仏像を日本に返さずにいることが、むしろほかの文化財の韓国返還を難しくするとの懸念もある。
ある文化財専門家は
「『韓国は盗んだ自国の文化財を返還しない国』という認識を国際社会が持つようになれば、反感ばかりが大きくなる」
と指摘する。
文化財庁が先ごろ兪銀恵(ユ・ウンヘ)議員(民主党)に提出した資料によると、現在海外には20カ国・579カ所に15万2915点の韓国文化財があり、このうち6万6824点が日本にあるという。
観世音菩薩座像は1330年に韓国の浮石寺で制作され、対馬に渡ったとされている。
浮石寺は倭寇(わこう)に略奪されたものだと主張し、日本に渡った経緯が分かるまで返還しないよう求める仮処分を申請、大田地裁が今年2月に認めた。
現在は文化財庁の国立文化財研究所に保管されている。
先ごろ、この仏像が「偽物」だとの主張が提起されたが、成分分析などの調査は行われていない。
文化体育観光部はこの問題について、29日も誠意のない釈明と対応に終始し「重要かつデリケートな事案だという問題意識が欠けている」との批判を呼んだ。
同部は「長官が(会談で)原則を再確認した」と発表しただけで、どういういきさつで日本のメディアが「返還」報道をするに至ったのかを積極的に明らかにせず、発言内容が「我田引水」的に公開されたことについて外交的対応を取るかどうかをめぐっても右往左往した。
一方、劉長官は下村文部科学相との会談で、日本にある韓国文化財の返還問題には触れなかったという。
』
「盗み返せ!」
を原則にしている以上、国際法の尊重など無理というものだろう。
『
サーチナニュース 2013/10/01(火) 12:54
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=1001&f=national_1001_024.shtml
【韓国BBS】盗難仏像は日本に返すべき?「大臣の発言で不利に」
韓国のコミュニティーサイト「eTorrent」の掲示板に「この国はますますおかしくなる」とのスレッドが立てられたところ、韓国人ネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。
スレ主は、
■「ユ・ジンリョン文化体育部長官が、窃盗犯が韓国に持ちこんだ浮石寺の仏像を日本に返す必要があると言いました。
原則論的な説明だとユ長官の釈明したが、議論は絶えません。
これはどう判断すべきか分からないですね」
と述べた。
韓国側は、仏像は1330年ごろ韓国の瑞山浮石寺で作られ、その後日本に渡って観音寺に安置されていたものと主張している。
昨年10月に窃盗犯が韓国に持ち込んだが、犯人が逮捕され、仏像は韓国当局に押収された。
その後、日本政府が返還を要求したが、韓国の裁判所は2月、日本の観音寺が仏像を正当に取得した事実が訴訟で確定されるまで、日本へ仏像を引き渡すことを禁止する仮処分決定を下した。
これに対して、韓国のネットユーザーからは、賛否両論の声が寄せられた。
まず、仏像は返すべきだとする意見としては、
●.「悔しいけど、日本に返すべきなのは当然と思う」、
●.「違法に窃盗して得た盗品を過去に所有していたと言って、財産として認める法律が世界のどこにあるんだ」
といった声が上がった。
その一方で、
●.「不適切な人物が韓国の大臣であることが悲しい」、
●.「大臣の発言は、韓国を代表する公式の発言とされるため、今後日本からの返還訴訟に不利な証言となった」、
●.「売国奴」
といったように長官を批判する意見も多数あった。
さらに、
●.「元々は韓国の仏像、それを日本が先に盗んだ」、
●.「仏像はとりあえず返して、他の略奪された文化財を全部返してもらおう」、
「原則として返還するが、その前に紛失してしまえばいい」
といった意見も見られた。
感情的には仏像を日本に返したくないと思っている人が多い中、一部ではひとまず返すことが外交上正しいのではないかと考える人もいるようだ。
』
【「底知らず不況」へ向かう韓国】
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