2013年8月29日木曜日

「日本は常に対話を望んでいる」と「中国は対話には応じない」:役割演技にのせられる韓国

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●28日、中国新聞網は「海外メディア:中国外交は確固として定まっている、日本の演技に付き合うつもりはない」を掲載した。尖閣問題、歴史認識問題で日本が姿勢を変えない限り、中国側は首脳会談に応じないと分析している。資料写真。


レコードチャイナ 配信日時:2013年8月29日 10時30分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=76117&type=0

中国外交は確固として定まっている、日本の演技に付き合うつもりはない―海外メディア

 2013年8月28日、中国新聞網は
 「海外メディア:中国外交は確固として定まっている、日本の演技に付き合うつもりはない」
を掲載した。

 日本メディアによると、9月上旬に開催されるG20サミットで日本政府は安倍晋三首相と習近平(シー・ジンピン)国家主席の立ち話実現を目指しているという。
 しかし中国当局はその可能性はないとの姿勢を明確にしている。
 海外の華字メディアは中国政府が確固とした外交戦略を持っており、安倍首相が誠意を示さない限り日本の演技に中国が付き合うことはないと評した。

 香港紙・文匯報は記事「日本よ、“立ち話外交の夢”を見ることなかれ」を掲載。
 尖閣問題と歴史問題で態度を改めない限り、日中首脳の対面は夢でしかないと断じた。
 日本華字紙・日本新華僑報電子版は、中国政府は安倍政権の心根を見抜いており、強硬姿勢に転じようがあるいは融和に転じようが、実質的な対中政策の変化という誠意を見せない限り首脳会談には応じないと分析した。


 「日本は常に対話を望んでいる」というソフトポーズをとり続ける。
 「中国は対話には応じない」というハードポーズをとり続ける。
 どちらも、分かってやっていること。
 役割を振ってポーズを決めている。
 これにのせられているのが韓国。
 根が直上で素直だからついのせられる。


レコードチャイナ 配信日時:2013年8月29日 10時50分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=76118&type=0

反省もせずに日本が首脳会談を打診、中国に拒絶されたら韓国に擦り寄る―韓国メディア

 2013年8月28日、環球時報は、日韓首脳会談を打診した日本に韓国が怒りを見せていると報じた。

 先日、日本の岸田文雄外相が駐日本韓国大使と会談し日韓首脳会談を打診した件について、韓国では怒りの声が上がっている。
 安倍晋三首相は終戦記念日の式典式辞で歴代首相が言及してきたアジアへの反省を述べなかったが、そうした中での首脳会談申し入れは韓国人に恥辱と怒りを感じさせずにはいられないと一部韓国メディアは論評。
 中国との首脳会談実現の見込みがないなかで、韓国に突破口を求めようとしていると指摘した。

 ソウル新聞は「安倍首相は首脳会談を呼び掛ける一方で、集団的自衛権の行使容認など右傾化を進めている」と批判した。
 集団的自衛権は朝鮮半島有事の際に自衛隊を介入させるための伏線だと分析している。


 日本も中国もいまは静観の構えである。
 能書きを言うのは中国側で、これは国内対策でもある。
 中国当局はかくも断固たる姿勢で日本をはねのけている
というアピールを発している。
 日本は国内向けのプロパガンダは不要だから、中国の姿勢をそのまま受けている。
 いわく「我が国は中国との会談を求めているのだが」と。
 日本は絶対に窓口は塞がない、という姿勢を宣伝し続けている。
 それだけで十分で、あとは
 中国のかたくなな姿勢だけが深く日本国民の心に染みこんでくる、
という段取りである。

 日本にとって韓国との関係はどうでもよくなってきている。
 あればそれにこしたことはないが、なくてもとりたてて困りはしない。
 朝鮮半島のゴタゴタが一番気になるところだが、
 韓国が中国傘下に入ったいま日本がどうこうする状況ではなくなってきている。
 経済の方は需要供給のバランスで動いているから、日本に不利益なことにはならない。
 でも日韓関係がどうでもいい」とは口が裂けても言わない
 対中国と同様に「日本はいつも対話の用意をしている」という。
 それだけで十分。
 あとは勝手に韓国が一人芝居をやってくれる。
 それを眺めているだけで、目的は達せられる。
 つまり、韓国の偏狭な考え方に翻弄される日本という弱者を演じるということである。
 韓国が中国に「右え倣い」で動くということは、韓国への中国の吸引力が増幅されたことを示し、アメリカとの関係が疎遠方向に向かっているということになる。
 アメリカとしては、反目し続ける両者を同じ傘の下においておくことはできない。
 一つ傘の下でケンカでもされてはたまらないし、そんなことになったらアメリカの面目丸つぶれになる。
 どちらかを選べと言われれば、日本をその傘の下に取り込んでおきたいとは思う。
 よって、韓国が勝手に出ていくことには文句はつけない。
 好都合とくらいには思っているだろう。


レコードチャイナ 配信日時:2013年8月30日 10時40分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=76165&type=0

領土問題認めなければ首脳会談は行わない
=中国外務次官がG20での可能性を完全否定―香港紙

 2013年8月27日、中国外交部の李保東(リー・バオドン)副部長(外務次官)は記者会見で、「条件が存在しない」として、G20での日中首脳会談の可能性を完全に否定した。
 28日付で文匯報が伝えた。
 以下は李副部長の発言の内容。

 日本は首脳会談を行いたいのであれば、口先だけで体裁を繕うのはやめよ。
 日本は歴史と客観的事実を無視し、中日関係が直面する問題について実質的対話をせず、戦争の罪を反省しないばかりか、挑発を繰り返して中日関係の政治的基礎を著しく傷つけており、首脳対話を行う条件が存在していない。

 中日関係が困難に陥っている責任は、完全に日本にある。
 日本は勇気を出して、誠意と行動によって中日関係の政治的基礎を回復する必要がある。その上で初めて両国指導者の会談がセッティングできるようになる。

 ご存知のとおり、中日関係が低迷し、双方のハイレベル対話が中止されているという状況は日本が自らつくり出したものだ。
 日本は両国が釣魚島(尖閣諸島)問題を棚上げした暗黙の了解を破り、中日首脳の対話には必要な前提が欠けている。
 また、安倍政権は繰り返し侵略の罪を否定する発言を行っており、世界の反ファシスト戦争勝利の結果を公然と否定し、人類の良識に挑戦している。
 このような劣悪な状況の中で、中国が日本との首脳会談を行うことは不可能である。

 韓国政府も、韓日首脳会談を行う条件が熟していないとの見解を示している。
 安倍首相ら日本の政治家が歴史について誤った発言を次々と行い、一方で中韓と早期の首脳会談を実施したいと希望するのは、根本的な矛盾であり、つじつまが合わない。

 国同士の付き合いでは信頼を重んじなければ、良好な関係を確立することは難しい。
 国の指導者の会談は、厳粛な外交活動である。
 一定の礼儀に基づいて行われる必要があることはもちろんだが、会談を行うのは友情を深め、実際的問題を解決するためだ。
 安倍首相は中日関係の重要性を知っており、中日首脳交流の再開を呼び掛けている。
 それならば、中日関係が直面している実際の問題を正視し、一方的に「条件を付けずに会談する」ことにこだわるのではなく、中国と共に難題を解決する決心を固めるべきだ。

 口先だけのことを言い、体裁を取り繕っているのでは、中韓の理解を得る助けにはならず、日本の政治家に対する両国民の嫌悪感、反感を呼び起こすという逆の効果を生むことになる。

 日本が中国との首脳会談を再開するのは簡単なことだ。
 中国の核心的利益を尊重し、まずは釣魚島の主権に関して争いが存在することを認め、実際の行動と誠意によって中国と真剣で実質性のある対話を行うことだ。
 同時に、歴史の罪を否定し、侵略戦争を美化する誤ったやり方を捨て去らなければならない。
 ドイツが戦後なぜ被害国の許しを得て、世界に復帰していったのか、そして、なぜ自分たちの国はいつも隣国から孤立し、世界各国から疑いと憂慮を持たれているのかを考えてほしい。
 日本は小ざかしく「立ち話外交」、「廊下外交」などを行うのではなく、どうすれば人心を得ることができるのかを理解しなければ中日、韓日首脳会談を再開することはできない。


 これで日本は中国との交渉が中国側の意固地な姿勢で出来なくなったと国民に説明できることになり、対中国に関する諸事を進行できることになる。
 最初から分かっていた展開であり、ダメ押しに近いやりかたである。


レコードチャイナ 配信日時:2013年9月6日 15時0分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=76470&type=0

日中の「世論攻防戦」、日本が「ブラック・プロパガンダ」で一歩リード―中国大学講師


●6日、華字紙・日本新華僑報(電子版)は、「中国に対し日本がプロパガンダ攻撃を仕掛けている」とする、中国伝媒大学講師・趙新利氏の発言を掲載した。資料写真。

 2013年9月6日、華字紙・日本新華僑報(電子版)は、
 「中国に対し日本がプロパガンダ攻撃を仕掛けている」
とする、
 中国伝媒大学講師・趙新利(ジャオ・シンリー)氏の発言を掲載した。以下はその概要。

 中日首脳会談の開催をめぐり、両国はすでに何度も「世論攻防戦」を展開している。
 中でも日本の「ブラック・プロパガンダ」は中国が特に注意すべき点だ。
 「ブラック・プロパガンダ」とは、相手のマイナス面や不利な点、虚偽を宣伝することで、安倍政権はすでに中国に「ブラック・プロパガンダ」攻撃を開始している。

 中でも、安倍首相の外交顧問である飯島勲内閣官房参与が7月末の講演で「日中首脳会談は遠くない時期に開催される」と発言したことは記憶に新しい。
 飯島氏の発言に対し中国外交部は、「飯島氏は中国を正式訪問しておらず、中国政府の代表とも会談していない」と発表した。

 日本は積極的に国際社会で友好的な態度を示すことで、
 「日本は対話を望み、中国が扉を閉じている」
という印象を世界に宣伝している。
 日本は「ブラック・プロパガンダ」を通し、世論において中国を一歩リードしている。



ロイター 2013年 09月 6日 03:06 JST
http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPTJE98402O20130905

安倍首相が習中国主席と握手、4─5分間会話

[サンクトペテルブルク 5日 ロイター] -
 安倍晋三首相は5日、ロシアのサンクトペテルブルクで開催されている20カ国・地域(G20)首脳会議の直前に、中国の習近平国家主席と握手し、あいさつを交わした。
 日本政府高官が明らかにした。

 同高官は記者団に対し、両首脳が丁重なあいさつをし、4─5分間会話したと述べた。
 会話の内容については明らかにしていない。

 尖閣諸島(中国名・釣魚島)をめぐる対立などから冷え込んでいる日中関係の改善を目指し、安倍首相は対話に前向きな姿勢を示している。
 一方、中国側はこれまでのところ、積極的に対話に応じる姿は見せていない。



2013/09/06 06:20   【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201309/CN2013090601001007.html

日韓首脳があいさつ交わす G20、就任後初の直接接触

 【サンクトペテルブルク共同】
 安倍晋三首相と朴槿恵韓国大統領は5日夜(日本時間6日未明)、ロシア・サンクトペテルブルクで開かれた20カ国・地域(G20)首脳会合夕食会前の懇談の場で、立ち話の形であいさつを交わした。
 日本の外務省が発表した。

 安倍政権の発足後、日韓首脳による直接の接触が実現したのは初めて。

 韓国大統領府報道官も両首脳が「短く会ってあいさつを交わした」と発表したが、会話の内容などについては明らかにしなかった。

 首相は5日の全体会合直前、中国の習近平国家主席とも初めての立ち話をしており、領土問題などで冷え込む中韓両国との関係改善に向けた糸口となるかが注目される。



サーチナニュース  2013/09/07(土) 10:58
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0907&f=politics_0907_004.shtml

G20日中首脳の「立ち話」、中国側の計略によるもの=中国報道

  ロシア・サンクトペテルブルグで開幕したG20サミットで5日、安倍晋三首相が中国の習近平国家主席と簡単な会話を交わしたことについて、中国メディア・中国新聞社は7日、
 中国側が意図的にセッティングしたものと専門家が分析したことを報じた。

  記事は、5日の会議開始前に各国首脳が貴賓室で待機していた際に習主席と安倍首相が「遭遇」して簡単に会話を交わしたとする中国政府・外交部の発表を伝えた。
 そして、会話の中で習主席が安倍首相に対して歴史の正視と尖閣諸島問題の適切な処理を呼びかけたことを紹介した。

  また、今回の会話が両国の新政権が発足して以降初の接触であるとともに、前回の日中首脳の接触から約1年の時間が空いたことを伝えた。

  そのうえで記事は、北京大学国際関係学院の梁雲祥氏が今回の接触について
 「表面上は偶然となっているが、上層部の面会にはいくらか準備があるものだ
と分析したことを紹介した。

  梁氏はさらに、簡単な接触だけで日中間の「雪解け」や、正式な首脳会談実現に近づくことはないとした。
 そして、
 日本による首脳会談要求を完全に突っぱねていては強硬さが浮き彫りになり、
 正式会談を行ってしまっては日本に点数を与えてしまうと考えた中国側が、
 「折衷策」として今回の接触をセッティングした
と論じた。


 この論は中国の考えを意思的にリークさせている。
 つまり、「折衷策として今回の接触をセッティングした」ということ中国新聞が流しているということである。
 ここまで中国が外交のキャッチボールができるということをみせつけている、ということになる。


レコードチャイナ 配信日時:2013年9月7日 11時50分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=76494&type=0

日韓首脳が立ち話形式の会談、
朴槿恵大統領からの申し入れではないと韓国―中国メディア

 2013年9月6日、環球網は記事
 「安倍晋三首相側から申し込み朴槿恵大統領と短い会談、内容については不明―韓国」
を掲載した。

 6日、韓国大統領府報道官はG20サミットで朴槿恵(パク・クネ)大統領と安倍晋三首相が短い会談を持ったことを発表した。
 ただし会談の具体的内容については明かされていない。
 報道によると、会談は現地時間5日夜のパーティーで立ち話形式で行われた。

 G20サミット開催前から日本側は首脳会談の開催を求めていたが、韓国側は歴史問題や日本の右傾化を理由に拒否してきた。
 G20での立ち話形式の会談については実現の可能性が予想されていたが、韓国側は朴槿恵大統領からあいさつすることはないとコメントしていた。


中国の手法からみると韓国の外交はあまりに硬直で大人気ない。
 というよりそれをやれるだけの
 パフォーマンス能力をもった人材が外務関係にいない
ということなのであろう。
 一本気で剛直ということはいいことだが、それが
 自分の首をどの程度締めることになるか程度のソロバンがはじけないと、
官僚・政治家は務まらない。
 やはり中国の方がはるかに役者が揃っている。
 そして、その役者を向こうに回して舞台を演じる日本もそこそこ程々だということであろう。
 でなけりゃ、西欧とスラブを向こうに回して経済ナンバー2を40年も続けられたはずがない。
 ということから考えると、韓国の朴政権の危うさが浮き彫りになってしまう。
 つまり外交ができない。
 


【「底知らず不況」へ向かう韓国】


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