2013年8月9日金曜日

「妄言」と「ことわざ」:果たしてどちらにパワーがあったのか?

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サーチナニュース  2013/08/09(金) 08:17
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0809&f=politics_0809_001.shtml

訪韓の鴻池議員、「妄言」指摘にことわざで反論

  超党派議員団の一員として韓国を訪問した自民党の鴻池祥肇参院議員が8日、韓国の姜昌熙国会議長と会見した席上、歴史認識問題を指摘されたのに対し、韓国のことわざを使って切り返す一幕があった。

  9日付朝鮮日報などによると、姜議長は
 「過去は忘れようとして忘れられるものではない。
 未来に対する熱情が過去に対する苦悩を乗り越えたとき、おのずと忘れられるものだ
と歴史認識問題を切り出した。

  これに対し、鴻池議員は
 「韓国の友人には飲み友達もゴルフ友達もいるが、子どものころに友人が教えてくれた韓国のことわざ
 『行く言葉が美しければ、帰りくる言葉も美しい』
を今でも覚えている」
と述べた上で、
 「私はこの言葉を普段から好んでよく使う。
 両国の山積した問題も、互いに配慮し、互いの心情を理解するところから始めるのが望ましい」
と続けたという。

  韓国側の報道によると、鴻池議員の発言は、韓国側関係者を戸惑わせ、会見はそこから非公開になったとか。
 朝鮮日報は
 「日本の政治家の妄言が相次ぐのは、韓国側がまず日本を刺激したからだというニュアンスとみられる」
と報じた。

  当の鴻池議員はツイッターで出発前に、同じことわざを引き合いに出し、「国家間もこうありたいものです」とつづっていただけに、意図的にこのことわざを用いたとみられる。

  韓国のインターネット上では、姜議長が鴻池議員にまともに反論できなかったとして、
●.「意気地なし」
●.「辞任しろ」
といった批判の書き込みが見られた。


 では、そのニュースをみてみる。


朝鮮日報 記事入力 : 2013/08/08 18:23
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/08/08/2013080803278.html?ent_rank_news

日本政治家またも問題発言か 来韓中の鴻池氏

【ソウル聯合ニュース】
 麻生太郎副総理兼財務相が憲法改正に絡みナチス政権を引き合いにしたことが波紋を広げているが、麻生氏の側近議員が韓国の姜昌熙(カン・チャンヒ)国会議長を表敬訪問した席での発言も問題になっている。

 自民党の鴻池祥肇元防災担当相ら国会議員4人は8日午後、姜国会議長と会談した。
 姜議長はニーチェの言葉を引用しながら正しい歴史認識を促し、
 「実際にあった歴史は消そうとして消えるものではなく、われわれがそれを乗り越え若い議員らが互いに未来へと情熱を燃やすとき、過去はおのずから忘れられるという教訓的な話だと思う
と話した。

 これに対し鴻池氏は、昔からの韓国の友人たちが教えてくれ、自分も好きな韓国のことわざに
 「行く言葉が美しければ返ってくる言葉も美しい」
があるとし、山積する両国間の問題も、この韓国のことわざのように互いに配慮し心情を理解することから始めるのが望ましいと思うと応じた。

 日本の最近の動きに対し韓国からきつい言葉が飛び出したために、日本も良い態度で応じることができないというニュアンスを漂わせた。
 この発言の後、会談はすぐに非公開に切り替えられた。

 会談に同席した韓国側関係者は鴻池氏の発言に当惑したようだったという。

 4議員は日韓協力委員会として10日までの予定で来韓した。
 この日の会談には、韓国側から韓日議員連盟の会長代行や副会長らが同席した。

聯合ニュース





【「底知らず不況」へ向かう韓国】


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