『
Business Journal 2013.08.13
http://biz-journal.jp/2013/08/post_2667.html
政治経済はどうなってる? 近くて遠い韓国“他人の餅” 第6回
ドイツが世界一韓国嫌いなワケ
「恩を仇で…」過激な嫌韓行為も
〜日韓は意外に友好的?
日韓関係が冷え込んで久しい。
思えば、2012年8月10日、李明博大統領が竹島に上陸したことをきっかけに、両国の関係はいっそう悪化の一途を辿ったと見ることができる。
それを表すように、韓国を訪れる日本人観光客数は、同年3月に月間36万人と過去最高に達したものの、9月以降は前年割れが続いている。
現在の日韓関係は、世界的に見ても、険悪ムードなのだろうか。
そして日本人の多くが“嫌韓”なのだろうか。
それを知る客観的なデータとして、イギリスBBC放送が行っている世界16カ国とEUを対象にした“国家イメージアンケート”が参考になる。
全25カ国を対象にした同アンケートを見ると、
日本人の韓国に対する評価は、肯定派19%、否定派28%。
意外にも、どちらでもないと考えている層が過半数を超えており、
嫌韓層”ともいえる否定派は、2割台にすぎなかった。
韓国否定派が約5割の
フランス(47%)やメキシコ(45%)、4割のカナダ(41%)やイギリス(40%)と比較すると、
日本人の韓国に対する評価は、相対的に悪くないのだ。
では、最も韓国を否定的に評価した国はどこかというと、2位フランスに大差をつける、否定派65%のドイツである。
●ドイツ人が韓国を嫌う理由
なぜドイツは、それほどまでに韓国を嫌うのだろうか。
ドイツ留学経験を持つある韓国人は自身のブログで、
「ドイツの人たちはとても秩序があり、規則的。
それに比べて韓国人は、無秩序で、ラフな人が多い。
私たちは、我の強い国民性をどんなときでも堅持する。
さらに、自分たちの非を直そうとしないから嫌われていると思う」
と、その理由を分析。
また、韓国のネチズン(ネット上の市民)たちは、
「韓日ワールドカップで韓国がドイツと対戦した際、『ヒットラーの子孫たちは去れ!』というプラカードを掲げたことを根に持っているのでは」
「ロンドン五輪のとき、ドイツのフェンシング選手のフェイスブックに、韓国人がサイバー攻撃をしたことが原因」
などと憶測している。
しかし、ドイツの韓国嫌いには、もう少し複雑な社会背景があるという見方もある。
ドイツ在住のある日本人女性は、こう話す。
「ドイツの知人らの話を総合してみると、
●.一つは、韓国企業がドイツ経済に影響を与えているという点にあると言えます。
『経済至上主義』に映る韓国企業のイメージは、ドイツではあまり好まれません。
●.もう一つ挙げるとすると、分断国家であるということ。
統一を果たしたドイツにしてみれば、分断状況にあるコリアには『何か問題がある』という印象を持つ傾向があります」
そもそも韓国は1960年代、ドイツの協力を受けて経済発展を実現し、90年代後半IMF経済危機に陥ったときも、ドイツに大規模な経済使節団を派遣してもらった過去を持っている。
それが昨今、グローバル事業を展開する韓国企業が増え、ドイツの輸出業を脅かしているというのだから、ドイツからすれば恩を仇で返されたように映るのかもしれない。
ドイツと韓国は世界的に見ても輸出依存度が高い国家であるため、経済面での対立は容易に想像できる。
また先述の通り、朝鮮半島が分断状況にあるということも、イメージが悪い一因だという。
戦後補償を真摯に履行するドイツからすると、韓国はいまだに“戦後問題を抱えたままの国”と見えてしまうわけだ。
ちなみに、韓国は戦後補償問題について日本を非難する際、「日本に比べて、同じ敗戦国のドイツは……」と、ドイツをロールモデルとして議論する傾向が強い。
前出したBBCアンケートでも、韓国人のドイツ否定派はわずか8%にすぎず、肯定派は76%にも上っている。
にもかかわらず、ドイツにおける“嫌韓行為”は犯罪にまで発展しているのだから皮肉だ。
例えば、2011年7月、ドイツのマグデブルクに住む韓国人女性が2人の子どもを連れて遊園地に向かう途中、とあるドイツ人女性からタバコを投げつけられるという事件があった。
韓国人女性が抗議すると、そのドイツ人女性は彼女を殴打。
さらに大声で「目が小さい!」と叫びながら、韓国人女性の首を絞めたという。
当然だが、そのドイツ人女性は、警察に逮捕されている。
日本のいわゆる嫌韓層は、主にネットを通じて韓国を誹謗・中傷することが多いが、ドイツでは犯罪まで起きているため、事態はより深刻と言わざるを得ない。
世界一、韓国を嫌う国・ドイツ。
それに比べると、韓国否定派が25カ国中13位タイにすぎない日本は、まだまだ“韓国嫌いな国”とは言えなそうだ。
今年も終戦記念日を前後して、ひと悶着ありそうだが、ドイツをはじめとした世界各国は、
日韓は「それほど仲が悪いわけでもないのに…」
と冷めた目で両国を見ているのかもしれない。
(文=呉承鎬)
』
日本人より意外にヨーロッパ人のほうが韓国嫌いが濃厚のようである
1].ドイツ(65%)
2].フランス(47%)
3].メキシコ(45%)
4].カナダ(41%)
5].イギリス(40%)
---
---
13].日本(28%)
---
---
25].****
こうみると、韓国というのは世界的に嫌われている国のようである。
同じ記事をレコードチャイナで見てみる。
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年8月20日 11時30分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75750&type=0
世界一韓国が嫌いな国民はドイツ人?
フェンシングとサッカーの恨み―中国メディア
2013年8月19日、新浪網は記事
「世界一韓国が嫌いな国民はドイツ人?フェンシングとサッカーの恨み」
を掲載した。
BBCが毎年実施している国家イメージ調査によって驚くべき事実が浮かび上がった。
世界一韓国を嫌っている国民は歴史問題で衝突している日本ではなく、はるか遠方のドイツだというのだ。
調査によると、ドイツ人の65%は「韓国は世界に良い影響を与えていない」と回答している。
フランスの47%を引き離して、圧倒的な1位となった。
なぜドイツ人はここまで韓国を嫌っているのか。
その要因はスポーツにある。
2002年の日韓W杯準決勝で、ドイツ代表は韓国に1対0で勝利した。
しかしスタジアムには「ヒトラーの息子は出て行け」などの横断幕が掲げられたり、主力選手のカーンやクローゼの遺影が飾られたりする一幕があった。
結果、韓国に負けたイタリアやスペインよりもドイツ人のほうが恨んでいるという状況ができあがった。
さらに2012年のロンドン五輪でも新たな恨みが生じている。
フェンシング女子エペ個人の準決勝で韓国のシン・アラムはドイツのハイデマンと戦い、試合終了直前の一撃で敗れた。
韓国側は試合時間終了後の攻撃であり無効だと抗議。
シン・アラムは涙を流しながら1時間にわたり会場にとどまり再審査を待った。
判定が覆ることはなかったが、涙の抗議は韓国人の心を動かし、ハイデマン選手やその友人のフェイスブックに罵倒の書き込みが殺到したり、フェンシング・ドイツ協会の会長に大量の抗議メールを送りつけるという騒ぎに発展。
ドイツにおける韓国イメージの低下につながった。
』
【「底知らず不況」へ向かう韓国】
____