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イプシロンロケット打ち上げ(30秒前~)2013-09-14
公開日: 2013/09/13
JAXAカウントダウン入り。
鹿児島県・肝付町内之浦からの打ち上げの模様(JAXA配信)
』
イプシロンロケット組み立て作業
公開日: 2013/07/29
内之浦宇宙空間観測所にて打ち上げ作業が進められるイプシロンの様子。映像は2013年ISAS特別公開にて。
『
朝鮮日報 記事入力 : 2013/08/12 10:56
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/08/12/2013081201054.html
日本、ICBM転用可能な新型ロケットを27日打ち上げ
宇宙活動の「平和目的限定」を法律から削除
大気圏再突入の技術もすでに保有
日本が今月27日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)への転用も可能な固体燃料ロケット「イプシロンロケット」を打ち上げる。
日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)が11日発表したところによると、27日に鹿児島県の内之浦宇宙空間観測所から「惑星分光観測衛星 (SPRINT-A)」を搭載したイプシロンロケットを打ち上げるという。
イプシロンロケットの打ち上げに要する費用は38億円で、これまでのロケットの 半分程度だ。
また、これまでのロケットは
管制担当要員を100人以上必要としたが、イプシロンロケットはこれを「5人」にまで減らせたのも大きな特徴だ。
ロケットとミサイルは、技術的には大きさ差はない。
一般的に、宇宙飛行体に人工衛星を搭載すれば「ロケット」、弾頭を搭載すれば「ミサイル」と呼ぶ。
韓国 の「羅老号」のように液体燃料を使用するロケットは、燃料の注入に長い時間を要する。
一方、固体燃料ロケットは打ち上げの準備が容易で、燃料を長期間保管 することもできるため、軍事用のミサイルに転用する上ではるかに有利だ。
イプシロンロケットは総質量(重量)91トン、全 長24メートルで、これまで使用されてきたM-Vロケット(総質量140トン、全長31メートル)に代わるものだ。
漢陽大学政治外交学科の金慶敏(キム・ ギョンミン)教授は
「イプシロンロケットはICBMへの転用が可能な技術が組み込まれている」
と指摘した。
また、日本の国会は昨年、宇宙活動について「平 和目的に限定する」と定めた宇宙航空研究開発機構法の条文から「平和目的」を削除した改正案を可決している。
日本はまた、ICBMの開発に欠かせない大気圏再突入に関する技術もすでに保有している。
』
wikipediaより。
『
イプシロンロケット(Εロケット、英訳:Epsilon Launch Vehicle)は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)とIHIエアロスペースが開発中の、小型人工衛星打ち上げ用固体ロケット。
当初は次期固体ロケット (じきこたい - )の仮称で呼ばれていた。
イプシロンロケットは、2006年(平成18年)度に廃止されたM-Vロケットの後継機として2010年(平成22年)から本格的に開発が始まっている固体ロケットである。
M-VロケットとH-IIAロケットの構成要素を流用しながら、全体設計に新しい技術と革新的な打ち上げシステムを採用することで、簡素で安価で即応性が高くコストパフォーマンスに優れたロケットを実現することを目的に開発されている。
M-Vロケットの約3分の2の打ち上げ能力と約3分の1の打ち上げ費用(30億円以下)を実現することが具体的な開発目標である。
イプシロンロケットの開発は2段階に分かれており、
2013年(平成25年)度に打上げ予定の第1段階のイプシロン実証機はE-X、
2017年(平成29年)度以降に打ち上げ予定の第2段階となる改良型はE-Iと呼ばれている。
E-Xの標準型の機体は3段から構成される。
第1段にはH-IIAロケット等に使用されているSRB-Aを改良したものを、
第2段と3段にはM-Vロケットの第3段とキックステージを改良したものを流用する。
E-Iの開発では、E-Xの開発と運用の成果を踏まえて地上支援設備を含めたシステム運用のさらなる簡素化や機体コンポーネントの抜本的な低コスト化を進め、E-X以降の打ち上げニーズの変化にも対応できる機体とする。
日本の基幹ロケットのH-IIAロケットの能力は世界的にも充分なレベルに達しているが、今後も信頼性向上やコストダウンなどの段階的な改良の積み重ね(ブロックアップデート)が必要とされている。
そこで、まずイプシロンロケットでモバイル管制などの革新的な技術を実用化し、それをH-IIAロケットや将来の基幹ロケットに応用することが考えられている。
すなわち、イプシロンロケットは「低コストで使い勝手の良い小型衛星打ち上げ機」であると同時に「革新的ロケット技術の練習台」としても位置付けられているのである。
』
イプシロンロケット、森田泰宏先生のミニ講演
● アップロード日: 2012/02/09
2012.2.5、銀河アリーナでの「はやぶさの 〜遥かなる帰還」
映画上映の舞台挨拶時にミニトークをされました。
森田先生は、はやぶさのスタッフそして、次世代ロケット、イプシロンロケットのプロジェクトマネジャーに決定しています。
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年8月22日 7時40分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75822&type=0
日本の新型ロケット、革新技術が世界基準になるか?―中国メディア
2013年8月20日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が新たに開発した小型ロケット「イプシロン」の初号機が、今月27日に打ち上げられることになった。
日本が新型ロケットを打ち上げるのは、2001年のH2Aロケットの発射から12年ぶりのことだ。
最新のIT技術を採用しコストを大幅削減した打ち上げ方式が世界基準になるかが、注目を浴びている。
中国広播網が伝えた。
イプシロンは「人工知能」と呼ばれる革新的技術を採用した。
新型ロケットは打上げ前に自ら全自動検査を実施し、準備が整ったことを伝える。
これはさまざまな制御・通信機器が人の手による検査を必要とした、伝統的な方式を徹底的に覆した。
作業員を減少できる他に、発射装置の組み立てと打ち上げにかかる時間もまた、これまでの6分の1(約1週間)に短縮される。
研究チームを率いる森田泰弘教授は、「ロケット界で革命を起こす」と自信満々に語った。
また、打ち上げの際のコントロール人員も数人に減らされる。
これほど機動性の高いロケット打ち上げは世界初だ。
森田教授は、
「高性能・低コストの小型衛星を適宜打ち上げ、成果を絶えず蓄積する」
と述べた。
イプシロンは2006年に退役したM-Vロケットの後継機で、全長が24.4m(H2Aの半分)、直径が2.6mに達する、3段式のロケットだ。
イプシロンは開発の際に、既存の実質的な成果と技術を積極的に採用した。
第1段にはH2Aの固体ロケット用ブースターを、第2・3段にはM-Vの上段モータを導入し、開発コストを削減し、開発期間を短縮した。
固体燃料箱には改良材料を採用し、性能を高めると同時に製造費用を削減した。
開発費は約205億円で、新型ロケットの開発としては割安と言える。
(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/武藤)
』
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朝鮮日報 記事入力 : 2013/08/28 09:01
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/08/28/2013082800573.html
「ロケット打ち上げの革命」イプシロン、ピクリともせず
日本が「ロケット打ち上げの革命」になると期待していた新型固体燃料ロケット「イプシロン」が打ち上げ直前に自動停止し、27日の打ち上げは中止された。
27日午後1時45分、鹿児島・内之浦宇宙空間観測所の発射台周辺では、全国から集まった見学者1万人が見守っていた。
しかし、打ち上げ時間が過ぎてもイプシロンはピクリともしなかった。
打ち上げの様子を中継していたテレビ局のアナウンサーは「動きませんね」と当惑、見学者たちもため息をついた。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は
「イプシロンの独自コンピューターが打ち上げ19秒前に異常を検知して打ち上げを自動停止した。
どこで異常が発生したかについては、さらに調査が必要だ」
と明らかにした。
イプシロンは打ち上げの準備過程で発生する問題を自らチェックできる人工知能コンピューターを初めて搭載したロケットだ。
JAXAはロケットの問題点を把握・解決した後、
早ければ30日にもあらためて打ち上げると発表した。
イプシロンは日本の技術力を総結集して作られた最新型ロケット。
大陸間弾道ミサイル(ICBM)と同じ固体燃料ロケットということで兵器転用も可能だ。
イプシロンの打ち上げ費用は従来のロケットの半分程度だという。
約100人で担当していた管制業務も10人以下でできる。
管制装置はパソコンが2台あれば十分で、打ち上げ準備期間は45日から1週間へと短縮された。
日本ではこれより前に固体燃料ロケットモデル「M5」を開発していたが、打ち上げ費用が75億円に達するなどコストが掛かり過ぎるという理由で、最初の打ち上げから9年目の2006年に開発事業を中止している。
』
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レコードチャイナ 配信日時:2013年8月30日 9時10分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=76168&type=0
イプシロンロケット、ICBM転用可能との韓国紙報道に日本メディアが反発―中国メディア
●28日、イプシロンロケットを「ICBMに転用可能」と伝え、小松一郎内閣法制局長官による集団的自衛権の行使を「可能性がある」とのコメントを「軍国主義化の現れ」と報じる韓国紙の報道に日本メディアが反発の姿勢を見せている。写真はイプシロンロケット。
2013年8月28日、韓国紙・朝鮮日報は故障のため打ち上げが延期された日本のイプシロンロケットについて、
「日本はこのロケットを大陸間弾道ミサイル(ICBM)に転用する可能性がある」
として、最終的には兵器として用いられるだろうと推測している。
この報道に対し、日本のメディアは
「韓国メディアは日本の“軍国主義化”を強調し、安倍政権たたきを繰り返している。
新型ロケット開発の目的までも曲解し、突出した反日姿勢には韓国国内でも疑問の声が上がっている」
と反発した。
また、朝鮮日報は同日の一面に、内閣法制局の小松一郎長官が集団的自衛権の行使について、日本の新聞の取材に対して「可能性がある」と回答したことを報じ、日本の「軍国主義化」に向けた挙動の実例だと伝えている。
』
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産経ニュース 2013.8.31 01:26
http://sankei.jp.msn.com/science/news/130831/scn13083101290001-n1.htm
イプシロン打ち上げ中止 「ずれに気付ける人がいなかった」
=森田プロジェクトマネージャ
●新型ロケット「イプシロン」の模型を使って打ち上げ中止の原因を説明する宇宙航空研究開発機構(JAXA)の森田泰弘プロジェクトマネージャ=30日、鹿児島県肝付町(黒田悠希撮影)
新型ロケット「イプシロン」初号機の打ち上げ中止の原因について30日、鹿児島県肝付(きもつき)町の宇宙航空研究開発機構(JAXA)内之浦宇宙空間観測所で記者会見した森田泰弘プロジェクトマネージャの主な一問一答は次の通り。
--異常検知の原因は
森田:
地上の計算機からロケット搭載の計算機へタイマーをスタートせよとの命令を送る。
この命令が地上側からロケット側に届くのに0・07秒を要したため、地上側とロケット側のタイミングが最初からずれてしまった。
--ずれの原因は
森田:
伝送ロスの可能性はゼロではないが、無視できるほど小さい。
伝送路中のいくつかの計算機の演算の遅れが主要ファクターだと思う。
大きな遅れは(今回導入した)人工知能「ROSE」(ローズ)の中を通過するときと、ロケット搭載の計算機の入り口で地上からの命令を受けるとき。
そこで遅れが生じたと考えられる。
--20日のリハーサルでずれは出ていたのか
森田:
その時点の確認では識別できなかった。
打ち上げ延期の後、解析結果を改めて見たところ、0・07秒の遅れがリハーサル時点でもあったと確認している。
--ずれを見落としていたということか
森田:
はっきり言うとそうですね。
そもそも、ずれがあるということに思いが至っていなかったので見つけられなかった。
ずれに気付ける人がいなかった。
当然ある遅れを反映できていなかった。
--今後の対策は
森田:
姿勢データが来ない限り監視をしても意味がない。
データが届いた後に監視をするようにタイミングを変える。
原因がこれだけだと明らかになればソフトウエアに多少の手直しをする。
今回のずれの対策と検証は非常に軽微と考えている。
時間的には1、2日間。
--次の打ち上げは
森田:
点検の方法や実施、結果の反映などでどのくらいの時間がかかるか現時点ではまったく読めない。
しっかり点検作業を進めて期間内(9月中)に上げる努力をしたい。
--今回そのまま発射したら不具合は起きたのか
森田:
この遅れをもって飛んでいったとしても飛行には問題なかったと考えている。
--先代のミュー(M)5ロケットではどのような判定だったか
森田:
M5ではそもそも自動判定をしていない。
人間が目視で姿勢角を判定し、異常があれば停止することになっていた。
--自動点検機能を取り入れたことが売りだが、その機能に問題が生じたのか
森田:
形の上では人間の思い至らない部分を機械が発見して止めるのが基本精神で、その点は機能した。
今回のように自動で監視を行い打ち上げるのはイプシロンの生命線の一つ、最大の開発要素だが、監視を常に厳しめにやるという思想を徹底していたため不具合に至った。
こういったことをしっかり乗り越えていかない限り、新しい取り組みは実現できない。
--2号機以降、大幅な手直しの必要性は
森田:
地上、ロケット搭載のコンピューターに設計の誤りは一切ない。
監視システムのソフト的問題であり、そういう必要性はない。
--27日の会見では、すぐに対策を講じられると発言したが
森田:
私としては、現象がすぐに特定できたので、すぐにも打ち上げられるという気持ちだった。
それは嘘ではなかった。
しかし、ほかにもしっかり特別点検を行い、100%の自信を120%くらいに高めて打ち上げるのが最良と、今は考えている。
より確実な打ち上げにつなげたい。
--見通しが甘かったのでは
森田:
はやる気持ちを抑えられなかったのが正直な気持ち。
しかし、ここで一番よいのは、きちんと仕切り直しをして、できることをやり尽くして打ち上げに臨むことだ。
--メンバーをどうリードしていくか
森田:
打ち上げに向け皆休みもなくやってきた中、延期はつらかった。
総点検も始まるのでメンバーは精神的に厳しい状況。打ち上げ成功のため続けてきた7年間の苦労に比べれば、頑張り切れると思う。
決して暗くなったり、下を向いたりすることなくリードしていきたい。
』
『
2013/09/14 14:07 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201309/CN2013091401001326.html
「イプシロン」打ち上げ 12年ぶり新型ロケット
●宇宙望遠鏡「スプリントA」を搭載し、打ち上げられる「イプシロン」1号機=14日午後2時、鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は14日午後2時、新型ロケット「イプシロン」1号機を、内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県肝付町)から打ち上げた。
発射19秒前に中止した8月27日のトラブルからの再挑戦だ。
14日は早朝から準備が進み午前11時ごろ、機体が整備棟を出て発射地点に据え付けられた。
午後1時45分に打ち上げる予定だったが、警戒区域に船舶が入る恐れが出たため15分延期した。
イプシロンは、日本にとって12年ぶりの新型ロケット。
コスト高を理由に2006年に廃止されたM5ロケットの後継機で、打ち上げコストを削減するためIT技術を大幅に取り入れた。
』
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2013/09/14 14:07 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201309/CN2013091401001326.html
「イプシロン」打ち上げ 12年ぶり新型ロケット
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は14日午後2時、新型ロケット「イプシロン」1号機を、内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県肝付町)から打ち上げた。
発射19秒前に中止した8月27日のトラブルからの再挑戦だ。
14日は早朝から準備が進み午前11時ごろ、機体が整備棟を出て発射地点に据え付けられた。
午後1時45分に打ち上げる予定だったが、警戒区域に船舶が入る恐れが出たため15分延期した。
イプシロンは、日本にとって12年ぶりの新型ロケット。
コスト高を理由に2006年に廃止されたM5ロケットの後継機で、打ち上げコストを削減するためIT技術を大幅に取り入れた。
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日刊スポーツ [2013年9月14日14時36分]
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20130914-1189165.html
イプシロン打ち上げ、順調に飛行
●内之浦宇宙空間観測所から発射されたイプシロン1号機(共同)
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は14日午後2時、新型ロケット「イプシロン」1号機を、内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県肝付町)から打ち上げた。
発射19秒前に中止した8月27日のトラブルからの再挑戦だ。
14日は早朝から準備が進み午前11時ごろ、機体が整備棟を出て発射地点に据え付けられた。
午後1時45分に打ち上げる予定だったが、警戒区域に船舶が入る恐れが出たため15分延期した。
イプシロンは、日本にとって12年ぶりの新型ロケット。
コスト高を理由に2006年に廃止されたM5ロケットの後継機で、打ち上げコストを削減するためIT技術を大幅に取り入れた。
人工知能による機体の自動点検で、組み立てにかかる期間を従来の6分の1の約1週間に短縮。
パソコン2台で機動的に運用できる「モバイル管制」と合わせて、点検や管制に携わる人手を省力化した。
一方で開発に伴うトラブルも起こり、打ち上げ日を2回延期した。
1回目は配線の誤りが見つかり、8月22日の発射を延期。
2回目の同27日は、ロケットと地上管制装置の通信で生じた0・07秒のずれが原因でカウントダウンが自動停止した。
JAXAは装置の設定を修正した上で、イプシロン開発チーム以外の経験者を集めて約2週間かけて総点検した。
1号機の打ち上げ費は約53億円で、約75億円だったM5の7割。
将来は30億円に減らすことを目指している。
1号機は、地球を周回しながら金星や木星を観測する宇宙望遠鏡「スプリントA」を搭載しており、高度約千キロの軌道に投入する計画だ。
スプリントAの開発費は約48億円。
JAXAによると、打ち上げられたイプシロン1号機は予定通り3段目を切り離した。
太平洋の上空を順調に飛行しているという。
(共同)
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【新型ロケット、イプシロン打ち上げ成功:ミサイル開発だ、中国・韓国メディア】
【「底知らず不況」へ向かう韓国】
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イプシロンロケット(Εロケット、英訳:Epsilon Launch Vehicle)は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)とIHIエアロスペースが開発中の、小型人工衛星打ち上げ用固体ロケット。
当初は次期固体ロケット (じきこたい - )の仮称で呼ばれていた。
イプシロンロケットは、2006年(平成18年)度に廃止されたM-Vロケットの後継機として2010年(平成22年)から本格的に開発が始まっている固体ロケットである。
M-VロケットとH-IIAロケットの構成要素を流用しながら、全体設計に新しい技術と革新的な打ち上げシステムを採用することで、簡素で安価で即応性が高くコストパフォーマンスに優れたロケットを実現することを目的に開発されている。
M-Vロケットの約3分の2の打ち上げ能力と約3分の1の打ち上げ費用(30億円以下)を実現することが具体的な開発目標である。
イプシロンロケットの開発は2段階に分かれており、
2013年(平成25年)度に打上げ予定の第1段階のイプシロン実証機はE-X、
2017年(平成29年)度以降に打ち上げ予定の第2段階となる改良型はE-Iと呼ばれている。
E-Xの標準型の機体は3段から構成される。
第1段にはH-IIAロケット等に使用されているSRB-Aを改良したものを、
第2段と3段にはM-Vロケットの第3段とキックステージを改良したものを流用する。
E-Iの開発では、E-Xの開発と運用の成果を踏まえて地上支援設備を含めたシステム運用のさらなる簡素化や機体コンポーネントの抜本的な低コスト化を進め、E-X以降の打ち上げニーズの変化にも対応できる機体とする。
日本の基幹ロケットのH-IIAロケットの能力は世界的にも充分なレベルに達しているが、今後も信頼性向上やコストダウンなどの段階的な改良の積み重ね(ブロックアップデート)が必要とされている。
そこで、まずイプシロンロケットでモバイル管制などの革新的な技術を実用化し、それをH-IIAロケットや将来の基幹ロケットに応用することが考えられている。
すなわち、イプシロンロケットは「低コストで使い勝手の良い小型衛星打ち上げ機」であると同時に「革新的ロケット技術の練習台」としても位置付けられているのである。
』
イプシロンロケット、森田泰宏先生のミニ講演
● アップロード日: 2012/02/09
2012.2.5、銀河アリーナでの「はやぶさの 〜遥かなる帰還」
映画上映の舞台挨拶時にミニトークをされました。
森田先生は、はやぶさのスタッフそして、次世代ロケット、イプシロンロケットのプロジェクトマネジャーに決定しています。
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年8月22日 7時40分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75822&type=0
日本の新型ロケット、革新技術が世界基準になるか?―中国メディア
2013年8月20日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が新たに開発した小型ロケット「イプシロン」の初号機が、今月27日に打ち上げられることになった。
日本が新型ロケットを打ち上げるのは、2001年のH2Aロケットの発射から12年ぶりのことだ。
最新のIT技術を採用しコストを大幅削減した打ち上げ方式が世界基準になるかが、注目を浴びている。
中国広播網が伝えた。
イプシロンは「人工知能」と呼ばれる革新的技術を採用した。
新型ロケットは打上げ前に自ら全自動検査を実施し、準備が整ったことを伝える。
これはさまざまな制御・通信機器が人の手による検査を必要とした、伝統的な方式を徹底的に覆した。
作業員を減少できる他に、発射装置の組み立てと打ち上げにかかる時間もまた、これまでの6分の1(約1週間)に短縮される。
研究チームを率いる森田泰弘教授は、「ロケット界で革命を起こす」と自信満々に語った。
また、打ち上げの際のコントロール人員も数人に減らされる。
これほど機動性の高いロケット打ち上げは世界初だ。
森田教授は、
「高性能・低コストの小型衛星を適宜打ち上げ、成果を絶えず蓄積する」
と述べた。
イプシロンは2006年に退役したM-Vロケットの後継機で、全長が24.4m(H2Aの半分)、直径が2.6mに達する、3段式のロケットだ。
イプシロンは開発の際に、既存の実質的な成果と技術を積極的に採用した。
第1段にはH2Aの固体ロケット用ブースターを、第2・3段にはM-Vの上段モータを導入し、開発コストを削減し、開発期間を短縮した。
固体燃料箱には改良材料を採用し、性能を高めると同時に製造費用を削減した。
開発費は約205億円で、新型ロケットの開発としては割安と言える。
(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/武藤)
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朝鮮日報 記事入力 : 2013/08/28 09:01
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/08/28/2013082800573.html
「ロケット打ち上げの革命」イプシロン、ピクリともせず
日本が「ロケット打ち上げの革命」になると期待していた新型固体燃料ロケット「イプシロン」が打ち上げ直前に自動停止し、27日の打ち上げは中止された。
27日午後1時45分、鹿児島・内之浦宇宙空間観測所の発射台周辺では、全国から集まった見学者1万人が見守っていた。
しかし、打ち上げ時間が過ぎてもイプシロンはピクリともしなかった。
打ち上げの様子を中継していたテレビ局のアナウンサーは「動きませんね」と当惑、見学者たちもため息をついた。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は
「イプシロンの独自コンピューターが打ち上げ19秒前に異常を検知して打ち上げを自動停止した。
どこで異常が発生したかについては、さらに調査が必要だ」
と明らかにした。
イプシロンは打ち上げの準備過程で発生する問題を自らチェックできる人工知能コンピューターを初めて搭載したロケットだ。
JAXAはロケットの問題点を把握・解決した後、
早ければ30日にもあらためて打ち上げると発表した。
イプシロンは日本の技術力を総結集して作られた最新型ロケット。
大陸間弾道ミサイル(ICBM)と同じ固体燃料ロケットということで兵器転用も可能だ。
イプシロンの打ち上げ費用は従来のロケットの半分程度だという。
約100人で担当していた管制業務も10人以下でできる。
管制装置はパソコンが2台あれば十分で、打ち上げ準備期間は45日から1週間へと短縮された。
日本ではこれより前に固体燃料ロケットモデル「M5」を開発していたが、打ち上げ費用が75億円に達するなどコストが掛かり過ぎるという理由で、最初の打ち上げから9年目の2006年に開発事業を中止している。
』
『
レコードチャイナ 配信日時:2013年8月30日 9時10分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=76168&type=0
イプシロンロケット、ICBM転用可能との韓国紙報道に日本メディアが反発―中国メディア
●28日、イプシロンロケットを「ICBMに転用可能」と伝え、小松一郎内閣法制局長官による集団的自衛権の行使を「可能性がある」とのコメントを「軍国主義化の現れ」と報じる韓国紙の報道に日本メディアが反発の姿勢を見せている。写真はイプシロンロケット。
2013年8月28日、韓国紙・朝鮮日報は故障のため打ち上げが延期された日本のイプシロンロケットについて、
「日本はこのロケットを大陸間弾道ミサイル(ICBM)に転用する可能性がある」
として、最終的には兵器として用いられるだろうと推測している。
この報道に対し、日本のメディアは
「韓国メディアは日本の“軍国主義化”を強調し、安倍政権たたきを繰り返している。
新型ロケット開発の目的までも曲解し、突出した反日姿勢には韓国国内でも疑問の声が上がっている」
と反発した。
また、朝鮮日報は同日の一面に、内閣法制局の小松一郎長官が集団的自衛権の行使について、日本の新聞の取材に対して「可能性がある」と回答したことを報じ、日本の「軍国主義化」に向けた挙動の実例だと伝えている。
』
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朝日新聞デジタル 2013年8月30日21時47分
http://www.asahi.com/tech_science/update/0830/TKY201308300358.html
イプシロン、0.07秒に翻弄 再挑戦は9月早々
図:信号に遅延が生じたしくみ拡大信号に遅延が生じたしくみ
新型ロケット「イプシロン」が、管制棟のコンピューターの誤判断により打ち上げ中止となった問題で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は30日、機体の姿勢を示すデータが管制棟のコンピューターに届くのが0・07秒遅れたのが原因と発表した。
画期的な新機能である機体の自動点検システムが裏目に出た形だ。
次の打ち上げは、9月中のできるだけ早い時期を目指すという。
■イプシロン打ち上げ中止
このシステムは、管制室のコンピューターが起動信号を発信。
機体側のコンピューターがこれを受けて起動し、センサーを使って機体の姿勢を測り、計算処理。
その結果を受けた管制室のコンピューターが、発射の可否を自動判断する。
一連の信号の流れは規定時間内に行われることが前提になっている。
今回、起動信号が二つのプロセッサー(演算素子)を通過した際、想定外の0・07秒の遅れが発生。
この影響で復路の信号も遅れ、管制棟のコンピューターは規定時間内に信号を受け取れなかったため、
姿勢に異常があると判断したという。
』
朝日新聞デジタル 2013年8月30日21時47分
http://www.asahi.com/tech_science/update/0830/TKY201308300358.html
イプシロン、0.07秒に翻弄 再挑戦は9月早々
図:信号に遅延が生じたしくみ拡大信号に遅延が生じたしくみ
新型ロケット「イプシロン」が、管制棟のコンピューターの誤判断により打ち上げ中止となった問題で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は30日、機体の姿勢を示すデータが管制棟のコンピューターに届くのが0・07秒遅れたのが原因と発表した。
画期的な新機能である機体の自動点検システムが裏目に出た形だ。
次の打ち上げは、9月中のできるだけ早い時期を目指すという。
■イプシロン打ち上げ中止
このシステムは、管制室のコンピューターが起動信号を発信。
機体側のコンピューターがこれを受けて起動し、センサーを使って機体の姿勢を測り、計算処理。
その結果を受けた管制室のコンピューターが、発射の可否を自動判断する。
一連の信号の流れは規定時間内に行われることが前提になっている。
今回、起動信号が二つのプロセッサー(演算素子)を通過した際、想定外の0・07秒の遅れが発生。
この影響で復路の信号も遅れ、管制棟のコンピューターは規定時間内に信号を受け取れなかったため、
姿勢に異常があると判断したという。
』
産経ニュース 2013.8.31 01:26
http://sankei.jp.msn.com/science/news/130831/scn13083101290001-n1.htm
イプシロン打ち上げ中止 「ずれに気付ける人がいなかった」
=森田プロジェクトマネージャ
●新型ロケット「イプシロン」の模型を使って打ち上げ中止の原因を説明する宇宙航空研究開発機構(JAXA)の森田泰弘プロジェクトマネージャ=30日、鹿児島県肝付町(黒田悠希撮影)
新型ロケット「イプシロン」初号機の打ち上げ中止の原因について30日、鹿児島県肝付(きもつき)町の宇宙航空研究開発機構(JAXA)内之浦宇宙空間観測所で記者会見した森田泰弘プロジェクトマネージャの主な一問一答は次の通り。
--異常検知の原因は
森田:
地上の計算機からロケット搭載の計算機へタイマーをスタートせよとの命令を送る。
この命令が地上側からロケット側に届くのに0・07秒を要したため、地上側とロケット側のタイミングが最初からずれてしまった。
--ずれの原因は
森田:
伝送ロスの可能性はゼロではないが、無視できるほど小さい。
伝送路中のいくつかの計算機の演算の遅れが主要ファクターだと思う。
大きな遅れは(今回導入した)人工知能「ROSE」(ローズ)の中を通過するときと、ロケット搭載の計算機の入り口で地上からの命令を受けるとき。
そこで遅れが生じたと考えられる。
--20日のリハーサルでずれは出ていたのか
森田:
その時点の確認では識別できなかった。
打ち上げ延期の後、解析結果を改めて見たところ、0・07秒の遅れがリハーサル時点でもあったと確認している。
--ずれを見落としていたということか
森田:
はっきり言うとそうですね。
そもそも、ずれがあるということに思いが至っていなかったので見つけられなかった。
ずれに気付ける人がいなかった。
当然ある遅れを反映できていなかった。
--今後の対策は
森田:
姿勢データが来ない限り監視をしても意味がない。
データが届いた後に監視をするようにタイミングを変える。
原因がこれだけだと明らかになればソフトウエアに多少の手直しをする。
今回のずれの対策と検証は非常に軽微と考えている。
時間的には1、2日間。
--次の打ち上げは
森田:
点検の方法や実施、結果の反映などでどのくらいの時間がかかるか現時点ではまったく読めない。
しっかり点検作業を進めて期間内(9月中)に上げる努力をしたい。
--今回そのまま発射したら不具合は起きたのか
森田:
この遅れをもって飛んでいったとしても飛行には問題なかったと考えている。
--先代のミュー(M)5ロケットではどのような判定だったか
森田:
M5ではそもそも自動判定をしていない。
人間が目視で姿勢角を判定し、異常があれば停止することになっていた。
--自動点検機能を取り入れたことが売りだが、その機能に問題が生じたのか
森田:
形の上では人間の思い至らない部分を機械が発見して止めるのが基本精神で、その点は機能した。
今回のように自動で監視を行い打ち上げるのはイプシロンの生命線の一つ、最大の開発要素だが、監視を常に厳しめにやるという思想を徹底していたため不具合に至った。
こういったことをしっかり乗り越えていかない限り、新しい取り組みは実現できない。
--2号機以降、大幅な手直しの必要性は
森田:
地上、ロケット搭載のコンピューターに設計の誤りは一切ない。
監視システムのソフト的問題であり、そういう必要性はない。
--27日の会見では、すぐに対策を講じられると発言したが
森田:
私としては、現象がすぐに特定できたので、すぐにも打ち上げられるという気持ちだった。
それは嘘ではなかった。
しかし、ほかにもしっかり特別点検を行い、100%の自信を120%くらいに高めて打ち上げるのが最良と、今は考えている。
より確実な打ち上げにつなげたい。
--見通しが甘かったのでは
森田:
はやる気持ちを抑えられなかったのが正直な気持ち。
しかし、ここで一番よいのは、きちんと仕切り直しをして、できることをやり尽くして打ち上げに臨むことだ。
--メンバーをどうリードしていくか
森田:
打ち上げに向け皆休みもなくやってきた中、延期はつらかった。
総点検も始まるのでメンバーは精神的に厳しい状況。打ち上げ成功のため続けてきた7年間の苦労に比べれば、頑張り切れると思う。
決して暗くなったり、下を向いたりすることなくリードしていきたい。
』
『
2013/09/14 14:07 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201309/CN2013091401001326.html
「イプシロン」打ち上げ 12年ぶり新型ロケット
●宇宙望遠鏡「スプリントA」を搭載し、打ち上げられる「イプシロン」1号機=14日午後2時、鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は14日午後2時、新型ロケット「イプシロン」1号機を、内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県肝付町)から打ち上げた。
発射19秒前に中止した8月27日のトラブルからの再挑戦だ。
14日は早朝から準備が進み午前11時ごろ、機体が整備棟を出て発射地点に据え付けられた。
午後1時45分に打ち上げる予定だったが、警戒区域に船舶が入る恐れが出たため15分延期した。
イプシロンは、日本にとって12年ぶりの新型ロケット。
コスト高を理由に2006年に廃止されたM5ロケットの後継機で、打ち上げコストを削減するためIT技術を大幅に取り入れた。
』
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2013/09/14 14:07 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201309/CN2013091401001326.html
「イプシロン」打ち上げ 12年ぶり新型ロケット
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は14日午後2時、新型ロケット「イプシロン」1号機を、内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県肝付町)から打ち上げた。
発射19秒前に中止した8月27日のトラブルからの再挑戦だ。
14日は早朝から準備が進み午前11時ごろ、機体が整備棟を出て発射地点に据え付けられた。
午後1時45分に打ち上げる予定だったが、警戒区域に船舶が入る恐れが出たため15分延期した。
イプシロンは、日本にとって12年ぶりの新型ロケット。
コスト高を理由に2006年に廃止されたM5ロケットの後継機で、打ち上げコストを削減するためIT技術を大幅に取り入れた。
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『
日刊スポーツ [2013年9月14日14時36分]
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20130914-1189165.html
イプシロン打ち上げ、順調に飛行
●内之浦宇宙空間観測所から発射されたイプシロン1号機(共同)
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は14日午後2時、新型ロケット「イプシロン」1号機を、内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県肝付町)から打ち上げた。
発射19秒前に中止した8月27日のトラブルからの再挑戦だ。
14日は早朝から準備が進み午前11時ごろ、機体が整備棟を出て発射地点に据え付けられた。
午後1時45分に打ち上げる予定だったが、警戒区域に船舶が入る恐れが出たため15分延期した。
イプシロンは、日本にとって12年ぶりの新型ロケット。
コスト高を理由に2006年に廃止されたM5ロケットの後継機で、打ち上げコストを削減するためIT技術を大幅に取り入れた。
人工知能による機体の自動点検で、組み立てにかかる期間を従来の6分の1の約1週間に短縮。
パソコン2台で機動的に運用できる「モバイル管制」と合わせて、点検や管制に携わる人手を省力化した。
一方で開発に伴うトラブルも起こり、打ち上げ日を2回延期した。
1回目は配線の誤りが見つかり、8月22日の発射を延期。
2回目の同27日は、ロケットと地上管制装置の通信で生じた0・07秒のずれが原因でカウントダウンが自動停止した。
JAXAは装置の設定を修正した上で、イプシロン開発チーム以外の経験者を集めて約2週間かけて総点検した。
1号機の打ち上げ費は約53億円で、約75億円だったM5の7割。
将来は30億円に減らすことを目指している。
1号機は、地球を周回しながら金星や木星を観測する宇宙望遠鏡「スプリントA」を搭載しており、高度約千キロの軌道に投入する計画だ。
スプリントAの開発費は約48億円。
JAXAによると、打ち上げられたイプシロン1号機は予定通り3段目を切り離した。
太平洋の上空を順調に飛行しているという。
(共同)
』
【「底知らず不況」へ向かう韓国】
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