●11日、韓国アシアナ航空はサンフランシスコ国際空港で起きた着陸失敗事故の全乗客に、賠償金1万ドル(約96万円)の先払いを提案したが、「訴訟を起こさないこと」という条件付きであったため、中国版ツイッターでは非難の声が上がっている。資料写真。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年8月12日 18時23分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75475&type=0
アシアナ航空が「訴訟を起こさない」ことを条件に賠償金前払いを提案=「恥知らず」の声―中国版ツイッター
2013年8月11日、韓国・聯合ニュースによると、韓国アシアナ航空は7月6日にサンフランシスコ国際空港で起きた着陸失敗事故の事故機に乗り合わせた全乗客に、賠償金1万ドル(約96万円)の先払いを提案した。
あくまで先払い金であり、受け取った後も乗客はアシアナ航空に対する賠償請求の権利を保有するとアシアナ航空関係者は発言している。
しかし、アシアナ航空からの申し入れ文書の中に、
「航空会社に対して訴訟を起こさないこと」
という条件があったことが物議を醸している。
このニュースを受けて、中国版ツイッターと呼ばれる簡易投稿サイトでは
「恥知らず!」や「訴えるべき」など、アシアナ航空の対応を批判するコメントが数多く寄せられている。
以下は寄せられた意見の一部。
●.「恥知らずめ!」
●.「韓国棒子がついに本性を現した」(※「棒子」は韓国人に対する蔑称)
●.「こんな航空会社はクズだ。
倒産するまで徹底的に訴えるべき」
●.「サインすればいい。
そんなの何の効力もないよ。
どこであろうと訴える権利はあるはず」
●.「ふざけたことを!1万ドルなんていらない。
全員が一緒に法律に則って自分の権利を守るべきだ!」
●.「これは米国で起きたことなのだから、米国の法律によって裁かれるべきだ。
アシアナ航空は米国の法律を飛び越えて自ら処理していいのか?」
また、訴えることに否定的な意見や、「やり方が中国に似ている」と暗に自国を皮肉るコメントも少数だが見られた。
●.「訴えてはだめだ。
そんなことしたら亡くなった人たちが安らかに眠れない」
●.「けがをしていない人にとって1万ドルは割に合っていると思う。
けがをした人と亡くなった人には訴える権利を残しては?」
●.「え…これはわが国のやり方じゃないか?」
●.「中国じゃないのだから、必ず勝つ訴訟を誰が示談にするというのだ?」
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その韓国・聯合ニュースとは。
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聨合ニュース 2013年 08月 12日(月)
http://japanese.yonhapnews.co.kr/pgm/9810000000.html?cid=AJP20130811001200882
アシアナ航空 事故機乗客に賠償金の前払いを提案
●米運輸安全委員会(NTSB)が、米サンフランシスコ国際空港で発生したアシアナ航空機事故の現場の写真を公開した(米運輸安全委員会提供)=8日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】
米サンフランシスコ国際空港で先月6日に起きたアシアナ航空機の着陸失敗事故で、同社が事故機の乗客に対し、損害賠償額の一部として1万ドル(約96万円)を先に支払うことを提案したことが11日、分かった。
事故機の一部乗客の家族らが、保険会社から前払いに関する内容の文書を受け取ったと明らかにした。
アシアナ航空も提案の事実を認めた。
同社関係者は、乗客291人のうち、死者3人を除く全員に対し、今月初めから連絡を取り、前払いを提案したと説明した。
1万ドルは治療費とは別途に支給するという。
ただ、ある乗客の家族の話によると、1万ドルを受け取るための条件として、
「航空会社を相手に訴訟を起こさない」
との趣旨の内容が含まれており、議論を呼びそうだ。
アシアナ航空は、前払いの提案のほか、今月から乗客との被害補償交渉を開始した。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年8月12日 10時40分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75433&type=0
アシアナ航空、サンフランシスコ事故で乗客に1万ドルの賠償金先払いを提案=ただし条件付き?―韓国
●11日、中国新聞網は記事「韓国アシアナ航空、サンフランシスコ事故の乗客に1万ドルの賠償金先払いを提案」を掲載した。写真は8月1日、浙江省衢州市江山市で行われた事故で死亡した学生の追悼式。
2013年8月11日、中国新聞網は記事「韓国アシアナ航空、サンフランシスコ事故の乗客に1万ドルの賠償金先払いを提案」を掲載した。
韓国・聯合ニュースによると、韓国アシアナ航空は7月6日のサンフランシスコ空港着陸失敗事故の航空機に乗り合わせた全乗客に、1万ドル(約96万円)の賠償金先払いを提案した。
あくまで先払い金であり、受け取った後も乗客はアシアナ航空に対する賠償請求の権利を保有するとアシアナ航空関係者は発言している。
一方、アシアナ航空からの申し入れ文書を受け取った乗客の関係者によると、先払い金の受け取りには8項目の条件があり、その一つに「航空会社に対して訴訟を起こさないこと」という条件があるとして物議を醸している。
また、アシアナ航空は8月初頭から被害者に接触し賠償交渉を進めているが、これも米法曹界では問題とされている。
米国の法律では航空機事故から45日間は弁護士が被害者に接触することが禁じられており、アシアナ航空はこのすきに乗客が賠償を得る権利を奪おうとしていると批判された。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年8月14日 13時38分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75522&type=0
<アシアナ機事故>
先払い金受け取りの条件「会社を訴えないこと」
=「訴訟は可能」と釈明=―韓国メディア
●11日、サンフランシスコ空港で着陸失敗事故を起こしたアシアナ航空は、死亡した3名の中国人学生を除く乗客全員に、ケガの有無を問わず1万ドル(約97万円)の賠償金前払いを提案した。写真はアシアナ航空機。
2013年8月11日、韓国・聯合ニュースによると、サンフランシスコ空港で着陸失敗事故を起こしたアシアナ航空は、死亡した3名の中国人学生を除く乗客全員に、ケガの有無を問わず1万ドル(約97万円)の賠償金前払いを提案した。
同社の担当者は
「これは賠償金ではなく先払い金であり、受け取ったとしても航空会社に対して法的措置を取ることは可能」
と説明した。
だが、負傷者の家族によると、アシアナ航空側は先払い金の受け取りに対し、「航空会社に対し訴訟を提起しないこと」という内容を含む
8項目の条件をつけている
という。
これについて弁護士は
「国際習慣では、初期段階の賠償には条件をつけてはならないことになっている。
航空機事故が乗客にもたらす影響は甚大で、仮に一家の大黒柱が負傷すれば、家族が困窮に陥らないよう、航空会社は予め賠償金を支払わなければならない」
と語った。
「航空会社に対し訴訟を提起しない」という条件が本当ならば、これはアシアナ航空が中国人被害者に対して策を弄している可能性があり、事実上の「口止め料」としての性質を持つものだ。
北京航空法学研究会の張起淮(ジャン・チージュン)副会長兼事務局は、
「乗客に訴訟権を放棄させるという目的がある。
賠償を免れるか、少なく抑えようという意図があるものだ」
と語った。
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【「底知らず不況」へ向かう韓国】
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