●25日、中国の不動産開発会社・緑地集団は韓国・済州島のハルラ山に中国人向けの巨大リゾート施設「ハルラ・ビレッジ」を建設する計画だ。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年7月28日 8時10分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=74739&type=0
中国の不動産開発会社、韓国済州島のハルラ山に「移民村」建設へ―中国メディア
2013年7月25日、中国の不動産開発会社・緑地集団は韓国・済州島のハルラ山に中国人向けの巨大リゾート施設「ハルラ・ビレッジ」を建設する計画だ。東方網が伝えた。
風光明媚(めいび)な済州島は有名な韓流ドラマのロケ地として使用されることも多く、中国人にも人気が高い観光地だ。
今回、緑地集団が韓国と初めて共同開発する「ハルラ・ビレッジ」プロジェクトは、観光保養施設、医療サービス施設、ショッピングセンター、娯楽施設、リゾートホテル、住宅の6項目からなる。
専有面積は150万平方メートル、海岸線から6km離れた海の見える山間部に位置する。
すべての不動産物件のうち半数がオーシャンビューで、半数が庭付き、永久所有権付きだという。
2010年、韓国政府は済州島不動産投資移民制度を制定。
済州島に50万ドル以上の不動産投資する外国人に居住資格を与え、韓国内に5年以上滞在した場合、永住権が付与される。
今年4月、「ハルラ・ビレッジ」の別荘部門が第1期予約販売を開始した。韓国の不動産業界では、物件の受け渡し時に家具や家電、日常生活用品が完備しているのが一般的。
このプロジェクトが成功すれば、快適な移民生活が実現するに違いない。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年7月31日 8時10分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=74877&type=0
済州島を訪れる中国人観光客が急増、
観光収入の流出や環境破壊が問題に―韓国
2013年7月29日、韓国紙・亜洲経済(中国語版サイト)によると、済州島を訪れる中国人観光客は急増しているが、その経済効果はあまり期待できず、逆に生態系や景観の破壊といった問題が生じている。
中国新聞社が伝えた。
統計では、昨年1年間で済州島を訪れた中国人観光客は延べ108万人。
そのうち86万人が中国旅行社のツアー商品を購入していた。
中国旅行社の市場シェアは85%以上で、韓国の旅行会社が割り込む余地は非常に少ない。
中国旅行社が送り込む中国人観光客は中国人が経営する土産店やホテルを利用するため、済州島で恩恵を受けるのは観光バス業界や少数の宿泊施設、飲食店のみ。
多くの観光収入が中国に流れているのが実情だ。
済州島の繁華街・宝健路にある101軒の商店で7月8~10日に実施された調査によると、77%の経営者が「中国人観光客が増えた」と感じているが、実際に「売り上げが伸びた」と感じているのは50%以下という結果に。
逆に、中国人観光客が増えたことで、他の国からの観光客が減ったことを悩む経営者は多く、中国人観光客の受け入れを拒む商店も現れている。
一方で、中国人観光客の増加により、汚水や廃水の増加、地下水の枯渇などの深刻な環境破壊が表面化している。
済州島では今年、中国人観光客220万人を目標にしているが、観光収入流出をいかにして食い止めるか、経済成長と環境破壊の矛盾点をいかにして調整するかが今後の課題となっている。
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聯合ニュース 2013年 08月 01日(木)
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2013/07/30/0200000000AJP20130730001700882.HTML
済州島の観光客 今年600万人突破=一日最多記録も
【済州聯合ニュース】
今年に入り、韓国南部の済州島を訪れた観光客が早くも600万人を突破した。
今の勢いが続けば、年間誘致目標の1000万人達成は難しくないとみられる。
済州道によると、今月29日までに済州島を訪れた今年の観光客数は前年同期比7.8%増の600万4149人を記録した。
600万人突破は前年より13日早い。
また今月27日には韓国人3万841人と外国人1万5912人の計4万6753人が訪れ、一日最多記録を更新した。
これまでは5月17日の4万3597人だった。
観光客が増加したのは国際直行路線が前年より14便増えた上、国際クルーズ船の寄港も倍増したため。
済州道の観光政策課は
「国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界自然遺産になったことなどで国際的な認知度が高まり観光客が増加した。
観光客の満足度を高めるため、民間と共にさまざまなプロジェクトを推進していく」
と話した。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年8月13日 23時10分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=75485&type=0
中国人観光客増加でも「済州島に恩恵なし」報道に、
地元自治体が反論―韓国
●12日、韓国・MBCの番組内で「済州島を訪れる中国人観光客は増加したが、地元住民に利益なし」と報じられたことについて、「事実と異なる」と政府関係者が反論した。写真は済州島。
2013年8月12日、韓国メディアの亜洲経済中国語サイトによると、済州島国際自由都市の姜承和・総本部長はこのほど記者会見を開き、韓国・MBC放送が番組「PD手帳」内で「済州島を訪れる中国人観光客は増加したが、地元住民には何の利益もない」と報じたことについて、「事実と異なる」と反論した。
中国新聞社が伝えた。
姜部長は
「中国人観光客の増加により、ホテルやレンタカーなど観光業界での稼働率がアップした。
ギャンブル業界の売り上げも順調に伸びている」
と発言。
「済州島の中央地下ショッピングモールや土産物店、大型ディスカウントストア、小型スーパーなどで、多くの中国人観光客の姿を見ることができる。
税収増加につながっているのは明らかだ」
と述べた。
また、
「中国資本が済州島を飲み込む」
との同番組の批判についても
「中国資本が購入した土地は済州島の総面積のわずか0.13%(245万5000平方メートル)しかない」
と反論。
今年7月時点で外国人が所有する土地は1028万6000平方メートル、総面識の0.55%を占めている。
購入者の内訳は米国人が最も多く、次いで中国人、3位は日本人だった。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年9月7日 9時30分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=76471&type=0
韓国済州島への中国企業投資拡大、環境破壊に懸念の声―韓国紙
●6日、韓国・中央日報は、韓国済州島への中国企業による投資・不動産開発の拡大について「環境破壊が進む一方で、雇用機会は増えていない。韓国の永住権が投機目的で売買されている」と伝えた。写真は済州島。
2013年9月6日、韓国・中央日報は、韓国済州島への中国企業による投資・不動産開発の拡大について
「環境破壊が進む一方で、雇用機会は増えていない。
韓国の永住権が投機目的で売買されている」
と伝えた。
環球時報(電子版)が伝えた。
済州島では最近、中国資本によるリゾート施設や不動産開発が盛んに行われている。
地元政府も事業計画を承認しており、済州島を世界有数の観光地にする目的で、中国人観光客の訪問も増えると予想される。
しかし、島にそびえる韓国最高峰・ハルラ山の山腹では、中国の開発業者による山林の大規模伐採が確認されている。
専門家によると、山腹の山林は地下水や大気の浄化を支えており、リゾート開発により島の水質が汚染されることも懸念されている。
済州島に中国からの投資が増えたきっかけは、10年に導入された不動産投資者に対する永住権付与制度だ。
韓国側の疑問に対し、中国の開発業者は「地方政府の環境基準はきちんと守っている」と主張している。
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レコードチャイナ 配信日時:2013年9月24日 10時30分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=77118&type=0
「中国のおばさん」の間で韓国不動産ブーム―韓国紙
2013年9月23日、韓国は今、海外からの不動産投資が最も盛んな国になっている。
「中国のおばさん」と呼ばれる中国の一般市民を筆頭とする投資家たちが戦いの場を韓国に移しており、特に済州島で不動産を購入すれば永住が認められる政策に後押しされて、今では中国が韓国土地市場最大のお得意様となり、市場の不足分を中国人投資家が埋めている。
中国新聞網が韓国紙「アジア経済」中国語版の報道として伝えた。
海外不動産投資が一大ブームになっていることや韓国の不動産価格が10カ月あまり連続して低迷したことを受けて、中国のおばさんたちを先頭に投資家が大挙して押し寄せ、冷え込んだ韓国不動産市場にカンフル剤を打ち込んだ。
今年第1四半期(1-3月)末までに、中国人が購入した韓国の土地は570万1000平方メートルに上り、欧米のオーナーを大幅に上回った。
このうち多くの中国人投資家が済州島での不動産投資と引き替えの移民政策に最も注目している。
済州島における不動産購入と引き替えに移民を認める制度とは、具体的には次のようなものだ。
外国人が済州島のリゾート村やホテルなど「リラクゼーションを目的とした居住施設」に5億韓国ウォン(約4600万円)以上を投資すれば、居住ビザ(F-2)を取得でき、5年後には自動的に永住ビザ(F-5)すなわち韓国のグリーンカードを取得できる。
この政策が打ち出されると、中国人が大挙して不動産を購入し、済州島ブームが巻き起こった。
今年3月末現在、中国人が所有する済州島の土地の面積は2010年末の4万9000平方メートルから48万5000平方メートルに増え、2年ほどで約10倍増加した。
注目すべきは、済州島の不動産購入と引き替えの移民政策は現地政府の審査承認を経たものだが、すべての投資対象に適用されるわけではないという点だ。
また、韓国の土地は個人が所有するもので、購入した不動産の権利は永久だが、購入時には高額の税金を一度に納めなければならないだけでなく、不動産税や維持費を毎年支払わなければならない点にも注意が必要だ。
(提供/人民網日本語版・翻訳/KS・編集/武藤)
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聨合ニュース 2013年 10月 06日(日)
http://japanese.yonhapnews.co.kr/Locality/2013/10/04/3000000000AJP20131004001500882.HTML
韓国・済州で中国資本の流入に懸念強まる 実態把握へ
【済州聯合ニュース】
韓国南部の済州道は4日、近ごろ中国からの投資や観光客が急増し、地域社会への弊害を懸念する声が強まっていることから、特別チームを構成して正確な実態を調べ、総合対策を講じると明らかにした。
中国の個人や企業を中心とする外国人の土地購入現況、開発事業の推進実態、外国人投資家に対する永住権の付与といった優遇制度の妥当性などを分析する。
地域社会にプラスになると評価された分野については道民の共感を得るため積極的に広報し、悪影響を与えると判断された分野は改善策を講じる。
一部の市民・社会団体や道民は、済州道の無分別な外国資本誘致により各所で大規模な開発事業が行われ、独特の景観が損なわれるなどの弊害が出ていると主張している。
外国人所有地の面積は6月末現在1028万6613平方メートルで、道全体の面積の0.56%を占める。
2011年末の951万6438平方メートルに比べ8.1%増加した。
国籍別では
米国が368万1460平方メートル、
中国が245万5422平方メートル、
日本が218万5430平方メートル、
その他、196万4101平方メートル、
などとなっている。
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朝鮮日報 記事入力 : 2013/11/07 08:50
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/11/07/2013110700468.html
済州島で不動産永住権の付与基準引き上げ
外国人の投資誘致を目的として不動産購入者に永住権を付与する不動産投資移民制度を設けている済州道は6日、永住権付与に総量規制を導入すると同時に、永住権の付与対象となる不動産購入価格を現在の5億ウォン(約4650万円)から10億ウォン(約9310万円)に見直す方針を固めたことを明らかにした。
背景には外国人による土地大量取得などへの懸念が高まっていることがある。
今回の改善案に盛り込まれた永住権総量規制は、不動産投資移民制度による永住権付与件数を制限するもので、済州島の人口60万人の1%に当たる6000件前後に設定する案が示されている。
2010年2月に導入された不動産投資移民制度に基づき、外国人が購入した永住権付与対象のコンドミニアムは827戸。
うち永住権取得に先立ち、滞在ビザ(F2)を申請した外国人は362人となっている。
これら外国人は5年後に審査を経て、永住権を取得可能だ。
永住権総量規制は、急激な外国人の流入を防ぎ、社会的、経済的な衝撃を和らげることが狙いで、諸外国でも導入されている。
済州道の方基成(パン・ギソン)副知事は
「不動産投資移民制度は、進まない投資誘致の打開策として決定的な役割を果たしてきたが、一部からリゾート開発に伴う外国人の土地『侵食』と永住権付与をめぐるさまざまな副作用を懸念する声が上がっている」
と見直し理由を説明した。
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【「底知らず不況」へ向かう韓国】
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