2013年7月27日土曜日

中韓FTA交渉、中国産業は価格戦に恐々:韓国を喜ばす記事?

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レコードチャイナ 配信日時:2013年7月27日 9時20分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=74763&type=0

中韓FTA交渉、中国家電産業は価格戦に恐々―中国メディア

 2013年7月25日、このほど就任した韓国の権寧世駐中国大使は中国メディアの取材に応える中で、任期中に中国と韓国のFTA(自由貿易協定)の締結を目指したいと述べた。
 メディアが伝えたところによると、FTA交渉は今月中に新たにスタートを切る予定という。
 こうした動きをめぐり、国内企業はFTA締結後に韓国の家電産業が低価格製品をよりどころとして中国市場に打撃を与えるのではないかと警戒する。新京報が伝えた。

 今年6月、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が訪中した際の重要な議題の一つは、中韓FTA交渉の推進だった。
 韓国のLGディスプレイの韓相範社長は韓国坡州市にある工場で記者会見し、中国には低価格市場と高価格市場が共存し、低価格市場の規模は軽視できない。
 今後は潜在力のある中小企業を積極的に発掘して、低価格市場での販売ルート拡大に努めると述べた。

 中国の家電企業・格蘭仕の陸冀烈(ルー・ジーリエ)副総裁(副社長)兼報道官によると、中国と韓国がFTAを締結すれば、国内で直面するのは韓国ブランドとの対決だという。

 陸副総裁は、
 「最近、韓国企業は電子商取引(eコマース)プラットフォームを利用して活発に動いており、関連品目がネット上で低価格ラインに徐々に近づいてきた。
 韓国企業は今、中国企業に向けて探りを入れるように力を発揮し始めている。
 勝負はすでに始まっているが、中国企業がしっかり準備できているかどうかはわからない」
と話す。

 コンサルタント会社・北京奥維営銷諮詢有限責任公司傘下の奥維諮詢研究院の張彦斌(ジャン・イエンビン)院長は、
 「これまで韓国の製品が中国に進出する際は、関税がコストの大部分を占めていた。
 中韓FTAが締結されると、関税は大幅に下がり、韓国製品の競争力が大幅に上昇する。
 価格の低下幅は少なくとも20%から30%になるとみられ、現在のお試し価格とほぼ変わらなくなる」
と述べつつも、
 「労働力コストや物流コストなどの影響により、韓国製品の価格がどれほど安くなっても中国製品の価格を下回ることはあり得ない」
との見方を示した。

(提供/人民網日本語版・翻訳/KS・編集/武藤)


 「中韓FTA」というのは中国の韓国に対する「飴玉」のようなものだ。
 韓国を傘下に収め、逃げ出さにようにするためのアメである。
 その程度のことは韓国も理解している。
 韓国としてはそのアメ玉からどれほどの甘みを引き出すかである。
 それによって奇形化した経済構造を何とか維持していくという算段であろう。
 もし、アメ玉が苦くなってしまったら、この奇形構造は破綻する。
 残念なことに、それを修復する手段を韓国は持ちあわせていない。
 よって、ただひたすらアメ玉から甘みを吸い出すことが必要になる。
 そして、上のような記事を書かれると嬉しくてたまらなくなる。
 この記事の裏は韓国引き止め策であることはすぐに分かるのだが、でも喜んでみたいのであろう。
 早晩やはりこの飴玉は苦くなる。
 その前に朴大統領は逃げ出したいだろう。


朝鮮日報 記事入力 : 2013/07/28 06:01
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/07/27/2013072700319.html

韓国車:国内新車販売8%減、大幅値引き実施へ
国内自動車メーカー、事実上「定価」販売を諦める

 「お客さま、先月ご覧になったお車を今月は思い切って150万ウォン(約13万3000円)値下げさせていただきました」

 7月2日、会社員のキムさん(32)=ソウル市江西区登村洞=は自宅の近くにある韓国GMの代理店からこうした内容の電話を受けた。
 先月代理店に立ち寄った際には、これといった値引き話がなく、ためらいを感じつつも帰宅したが、今月は「夏休みのためのレジャー費」といった名目で大幅な値引きを行うといった話だった。
 キムさんは「価格が10%近く安くなったため、心が大きく揺れている」と話す。

 韓国の内需景気の低迷が長引く中、6月の国産新車の販売台数は昨年に比べて8.1%減となり、自動車メーカーは大々的な値引き攻勢に乗り出している。
 収益悪化を懸念し「全国定価販売」を打ち出していたメーカーでさえ、緊急策としてローンのための費用を立て替えるなど、ありとあらゆる理由を掲げて非公式に100万ウォン(約8万8500円)以上の値引きを断行するケースが増えている。
 今月1日に韓・欧州連合(EU)の自由貿易協定(FTA)発効から3年目を迎え、
 欧州製の車の価格が数十-数百万ウォン(数万-数十万円)安くなっていることも値下げ競争に火を付けた原因となっている。

■消える定価

 販売実績が昨年に比べて25%も落ち込んだ韓国GMは、1600万-2300万ウォン(約140万-203万円)台の準中型車、シボレー「クルーズ」を150万ウォン値下げするのを皮切りに、「マリブ」「オーランド」「キャプティバ」など売れ筋車種も一斉に100万ウォンずつ値下げする。
 1000万ウォン(約88万5000円)前半の軽自動車「スパーク」も120万ウォン(約10万6000円)値下げする。
 メーカー側は
 「大型セダンに限って300万ウォン(約26万5000円)のプロモーションを掲げたことはあるが、軽自動車を含む全車種にわたって値下げを行うのはこれまでにも例がない」
と話す。

 6月の国内販売が7%減だった現代自も、前月に比べて割引幅を拡大した。
 人気車種の「アバンテ」を30万ウォン(約2万6500円)値下げするほか、新車の発売を控えた「ジェネシス」も50万ウォン安くする。
 「ソナタ・ハイブリッド」は値下げ幅が150万ウォンだ。
 販売が10.5%減となった起亜自も「K3」「ソレントR」などの主力車種を20万ウォン(約1万7000円)から最大で50万ウォン(約4万4000円)値下げし、「K5ハイブリッド」は250万ウォン(約22万1000円)引きと大幅値下げを試みる。

■関税引き下げ効果狙う欧州車

 国内の自動車メーカーを焦らせているのは、ほかでもない輸入車メーカーだ。
 国内の輸入車販売台数の75%を占める欧州車は今月1日から価格が平均1%ずつ値下がりする。
 2011年7月1日付けで韓・EUのFTAが発効され、発効前は8%だった輸入関税が5.6%(1年目)、3.2%(2年目)と段階的に引き下げられた。
 そして、今月からは1.6%のみの適用となるため、BMW、ベンツ、フォルクスワーゲンなどの欧州車メーカーは1日、全車種の価格を少なくとも30万ウォン(約2万6000円)から最大で600万ウォン(約53万1000円)引き下げて新しい価格で販売している。
 BMWの主力モデルである「3シリーズ」のディーゼルバージョン(320d)の場合、4810万ウォン(約425万7000円)から4760万ウォン(約421万3000円)へと50万ウォン値下げされたのを皮切りに、そのほとんどの車種が少なくとも40万-50万ウォン(約3万5000-4万4000円)安くなる。

 フォルクスワーゲンが、これまで3110万ウォン(約275万3000円)で販売していたゴルフ「1.6 TDI」の新型モデルを120万ウォン安い2990万ウォン(約264万6000円)で発売できるようになったのも、関税の引き下げ効果が大きかった。
 ジャガーは関税が引き下げられるのに合わせて、これまでの価格からバブル分を除くことにし、主力セダンの「XF」(2.0ガソリン)の価格を600万ウォン(約53万円)引き下げた。
 FTAとは何ら関係がない日産やホンダなど日本車メーカーも相次いで200万ウォン(約17万7000円)以上の値下げに踏み切るなど、価格競争は一段と激しさを増している。
 産業研究院で機械・産業チーム長を務めるイ・ハング氏は
 「競争拡大で国内自動車市場の軸が消費者を中心とした方向に移行している」
と評価した。


 韓国の自動車会社は海外では薄利から時に赤字覚悟で販売している。
 それは数を売り、それによって名前を浸透させるための販売戦略である。
 このマイナス分を穴埋めするのが韓国国内での高値販売である。
 ところが
 EU韓国FTAで欧州メーカーの車が安値で韓国国内になだれ込んできた。
 ために、韓国自動車も値下げをせずにいられなくなってしまった。
 ということは、もはや韓国自動車業界では十分な利益を上げることが危うい状態になってきているということである。
 とするとどうなるのか。
 自動車会社は青息吐息になり、下手すると赤字に転落しかねない。
 もし赤字に転落したらどうなる。
 中国の自動車会社が救いの手を差し伸べてくれる。
 現代自動車が中国資本に組み入れられる日が近づいてきているということになる。
 同じ様なことが他の産業業種でも、中韓FTAの締結とともに起こってくる。
 中韓FTAとは、韓国の企業が中国資本の傘下に吸収されていくプロセスである、
とみても大きな間違いはないだろう。


サーチナニュース 2013/08/25(日) 08:56
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0825&f=politics_0825_001.shtml

韓国自動車業界、FTA締結後の中国車によるシェア奪取を懸念

  韓国国土交通部の徐昇煥(ソ・スンファン)長官は22日、自動車メーカーおよび部品メーカーの代表と会談を行った。
 出席した企業代表は、中韓自由貿易協定(FTA)の調印後に韓国の自動車市場が中国企業に侵食されることへの懸念を示した。
 中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

  出席した代表は、
 「中国製の自動車の質は韓国製に及ばないが、
 中韓FTAが締結されれば、中国製自動車が低価格で韓国市場に流れ込むだろう
とし、韓国政府に公平でバランスの取れた交渉を行い、一方的に譲歩しないよう求めた。

  徐昇煥長官は、公平な交渉を行う努力をすると表明。
 「中韓FTAの進展は速く、自動車分野の交渉の結果は自動車産業に大きく影響する。
 政府は各方面から意見を聞き、積極的な交渉を行い、韓国の自動車産業に極力影響を与えないようにする」
と語った。

  また、出席した企業代表は、ヒュンダイの中国工場の年間生産台数は100万台以上で、韓国からの輸入台数は10万台以下であり、FTAを締結しても韓国からの輸出が増えることはないと話した。



朝鮮日報 記事入力 : 2013/08/25 09:51
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/08/25/2013082500361.html

海外ブランド輸入に走る韓国アパレル業界



 最近韓国のアパレル業界は、海外の有名アパレルブランドを先を争うように導入し、輸入事業を拡大している。
 競争力が劣る自社ブランド事業から思い切って撤退しているのと対照的だ。

 アパレル業界が海外ブランドを導入するのは、不況を打開するのが狙いだ。
 しかし、研究開発もせずに、安易に事業展開しようとしているとの指摘もある。

 海外ブランドの輸入に最も積極的な新世界インターナショナルは、現在展開している海外ブランドが33種類あり、自社ブランド(8種類)の4倍に達する。
 昨年にはフランスのジバンシー、セリーヌの販売権をアパレル商社のハンサムから取得した。
 今年6月にフランスのアウトドアブランド「サロモン」を導入。
 今月にはスウェーデンのアパレルブランド「アクネ」の販売を開始する予定だ。

 ハンサムは昨年、現代百貨店が展開していた「オーラカイリー」「ジューシークチュール」の事業権を取得。
 今年はイタリアの「イレブンティ」の事業権も確保した。
 また、昨年には輸入事業部を拡大再編。
 第一毛織で複数のファッションブランドを集めたマルチショップと呼ばれる業態の店舗「ビーカー」を展開していた責任者を引き抜き、輸入事業部の統括を任せた。

■不況下で業績支える海外ブランド

 アパレル業界が輸入ブランド事業に積極的なのは、不況下で輸入ブランドが売り上げを支えているためだ。
 今年7月時点で、ある百貨店の女性高級衣料売り場では、売り上げ上位1-5位に国内ブランドが一つしかランクインしなかったほどだ。

 新世界インターナショナルは昨年、売上高7883億ウォン(約685億円)のうち、約半分の3842億ウォン(約334億円)を輸入事業で上げた。
 2009年以降、「イザベルマラン」「ジルスチュアート」「バネッサブリューノ」などの事業権を取得したLGファッションは、2-3年前まで1桁台しかなかった女性服の売り上げ貢献比率が30%まで上昇すると予想している。
 今年上半期にこれら海外ブランドの売り上げは、不況下にもかかわらず、前年同期比で20-50%増加した。

 海外ブランドの輸入は、対象ブランドさえ決まれば、商品の選択や輸入、販売などが比較的容易で、その点も各社がブランド輸入に関心を持つ一因となっている。
 新世界インターナショナルのキム・ソンヘ部長は
 「今のような不景気では、市場調査や初期投資にコストがかかる自社ブランドの開発よりは、既に海外市場でテストを経ている輸入ブランド事業を展開する方が、投資コストとリスクを低減できる」
と説明した。

 欧州財政危機などで欧州の有名ブランドが低迷しており、昨年からはフランスやイタリアの有名ファッション業者が韓国企業にブランドの譲渡を打診するケースも増えている。

■国産ブランド衰退に懸念

 業界からは海外ブランドの輸入競争について
 「厳しい研究開発をせず、あまりに安易に事業をしようとしている」
と指摘する声も聞かれる。
 生産から流通まで一貫して自社で管理する海外の製造小売業(SPA)ブランドに攻略され、ただでさえ低迷している韓国の国産ブランドは、海外ブランドの氾濫でますます窮地に追い込まれるとの懸念が強まっている。

 しかし、必ずしもそうではないという見方もある。
 海外旅行客の増加などで韓国の消費者が海外ブランドに接する機会が増え、流行に敏感な消費者は、購入代行サイトで海外ブランドを直接購入している。
 このため、海外ブランドの韓国進出が国産ブランドを衰退させているとは言いにくいとの分析だ。
 韓国ファッション産業研究院のチュ・テジン本部長は
 「韓国のブランドがトレンドに敏感な海外のファッションブランドからインスピレーションを得て、競争力を高められる側面もある」
と指摘した。




【「底知らず不況」へ向かう韓国】


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