2013年7月13日土曜日

「<日米>対<中韓>」という図式:中韓の軍事関係が成熟段階に入った



●12日、韓国の崔潤喜(チェ・ユンヒ)海軍参謀総長は中国・青島の北海艦隊司令部を訪問し、最新鋭潜水艦に乗り込み、その内部を視察した。資料写真。


サーチナニュース  2013/07/12(金) 13:58
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0712&f=politics_0712_008.shtml

日本の軍拡は東シナ海でわが国との衝突に備えるため=中国

  安倍晋三首相が再任してから初の防衛白書が9日の閣議で了承された。中国の軍事専門家の李傑氏は、
 「日本の新しい防衛計画の大綱で示された、武器装備の発展には狙いがある。
 日本の武器装備の全体的な発展のすう勢は、中国やロシアを対象とするものだ。
 これは日本が、釣魚島(尖閣諸島の中国側呼称)や東シナ海で、武力衝突が発生する可能性が高いと踏んでいるからだ」
と主張した。
 中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。以下は同記事より。

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  日本は米国のアジア太平洋回帰戦略に協力しなければならない。
 日米が手を結ぶと、日本は武器装備(対潜・掃海能力など)を発展させ、そのすべてが世界トップ水準に達した。

  米国は、アジア太平洋における軍事力の不足を補えるため、日本を支持している。
 当然ながら日本は今後、武器装備の発展および軍事力建設の方針を変更するだろう。
 なぜなら日本は、米国のためだけにわざわざ武器装備を発展させられないからだ。

  対潜・掃海能力を重点的に発展させると同時に、日本は弾道ミサイルに対応できるイージス艦など、そのほかの武器装備の発展も重視するだろう。
 防衛省は2隻のイージス艦の導入を検討しており、2021年までに配備する予定だ。

  日本のイージス艦は8隻に増え、イージス艦保有数がアジア最多になる。
 イージス艦にはSM-3迎撃ミサイルが搭載され、中ロの弾道ミサイルに対応する。


 韓国がアメリカから離れ、中国の傘下に入りつつあるアジアでは、アメリカにとっての日本の比重が格段に上昇せざるを得ない。
 今後、この地域は「<日米>対<中韓>」という図式になっていく。
 周辺諸国はこの展開を慎重に見守っていく。
 アメリカとの距離を希薄にして中国に近づいた韓国にとってそれは良かったことなのか、それともアメリカに肩入れされる日本が良かったことなのか、それを注視しつつ自国の動きを決めていこうとするだろう。


サーチナニュース  2013/07/08(月) 14:33
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0708&f=politics_0708_004.shtml

日本がアジア最大規模のイージス艦隊を建造へ=中国報道

  防衛省の関係者は、「北朝鮮のミサイル威嚇」を理由に、日本が弾道ミサイルを迎撃するイージス艦を2隻追加建造する準備に入ったと明かした。
 完成後、日本が保有するイージス艦は8隻に増加し、アジア最大規模のイージス戦艦群となる。
 中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

  共同通信社によれば、防衛省が新「防衛計画の大綱」でミサイル防衛システムの強化を提案した。
 イージス艦の建造費は1隻あたり2000億円にのぼる見通し。防衛省は、「北朝鮮のミサイル威嚇の長期化」を防ぐための措置だと表明している。

  海上自衛隊は現在、「こんごう」4隻と「みょうこう」2隻の計6隻のイージス艦を保有。
 うち4隻がミサイル防衛システム「SM-3」を搭載し、その規模は米国に次いで世界2位だが、「北朝鮮のミサイル威嚇」に対抗するにはまだ不十分なようだ。
 防衛省は、北朝鮮のミサイル打ち上げに対応するため、SM-3を搭載したイージス艦を少なくとも2隻運用する必要があると発表したが、北朝鮮の長距離ロケット打ち上げの際、同型のイージス艦2隻が修理中だったため、運用できるのは2隻しかなかった。

  共同通信社によると、防衛省は新「防衛計画の大綱」の検討時、弾道ミサイルを迎撃するイージス艦を増やす必要があるとの見解を示した。
 残りの2隻へのSM-3搭載を迅速に行い、改修を2019年までに終えるほか、追加建造する2隻のイージス艦については15年度と16年度に契約を結び、21年に就役させる計画だ。



サーチナニュース  2013/07/08(月) 13:11
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0708&f=national_0708_032.shtml

【韓国BBS】日本の防衛省がイージス艦を2隻追加「韓国も必要」

  韓国のコミュニティーサイト「ガセンギドットコム」の掲示板に「海上自衛隊、イージス艦2隻を追加導入」とのスレッドが立てられたところ、韓国人ネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

  スレ主は、
 「日本の防衛省が、弾道ミサイルを迎撃できるイージス艦2隻を新たに導入し、8隻態勢に増強する方針を検討していることが6日、明らかになった」
との記事を取り上げるとともに、日本のネットユーザーのコメントを紹介した。

  日本のネットユーザーの反応としては、
●.「中国との戦争を考えると必要不可欠だからね」、
●.「特亜(特定アジア、韓国・北朝鮮・中国)対策を立てるのは当たり前」、
●.「反日国家に囲まれているのだから当然」、
●.「さて、竹島を奪還しよう」
などと、中国や韓国、北朝鮮に対抗するために防衛省の方針は妥当だとする意見が数多く見られた。

  一方、韓国のネットユーザーからは、
●.「無駄な防衛費」、
●.「日本と中国の軍備増強が尋常でない」、
●.「今日も列島は平和」
と、防衛省の方針を批判する意見が並んだ。

  さらに、
●.「韓国も6隻程度は必要。東、西、南の艦隊に各2隻ずつ」、
●.「私たちも増強しなければ」
などと、韓国も軍事力を増強すべきとの見方を示す人もいた。
 また
●.「永遠の味方もなく、永遠の敵もない。
 スイスが長い間ニュートラルとしての位置を保ったのは、軍事力があるからです。
 現在の私たちの軍は、北朝鮮けん制のためにバランスの悪い軍事力を持っている」
といった指摘もあった。

  日本の軍事力増強については、韓国のネットユーザーも高い関心を持っている様子がうかがえる結果となった。


 残念なことに韓国は「パンダ・レンタル」もできないほどに金詰まりに陥っている。
 自国では大掛かりなことはほとんどできない状態である。
 ために中国傘下に入る判断を下している。
 日本が中国の軍備増強に脅威を感じて大掛かりな対策をたてるに、
 韓国は日本の軍備増強に対応することができないでいる。
 その悔しさが、いっそう中国への傾斜を強めることになっている。


レコードチャイナ 配信日時:2013年7月16日 13時20分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=74342&type=0

韓国海軍参謀総長、中国海軍の最新型潜水艦に乗る
=中韓海軍、協力拡大へ―韓国紙

 2013年7月13日、韓国紙・中央日報によると、韓国の崔潤喜(チェ・ユンヒ)海軍参謀総長が12日、中国山東省青島市の北海艦隊司令部を訪問した。
 15日付で中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。

 崔参謀総長は中国の1700トン級潜水艦に乗り込み、その内部を視察。
 中国が最新鋭潜水艦の内部を韓国軍に公開したのは初めてとなる。
 韓国海軍関係者によると、潜水艦は戦略上重要な武器であるため、外国に公開することは一般的にありえないことで、
 「中韓両国の軍事領域での関係が成熟段階に入ったことを意味する
と指摘。
 中韓両国海軍は今後も協力と対話のルートを拡大していくことで合意している。

 崔参謀総長は北海艦隊司令部訪問に先駆けて、中国人民解放軍海軍司令員の呉勝利(ウー・ションリー)海軍上将と会見を行い、両国海軍の協力内容について話し合った。
 韓国の 朴槿恵(パク・クネ)大統領は先月、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席との話し合いで両国の戦略的パートナーシップの拡大に合意したが、今回の崔参謀総長と呉勝利海軍司令員との会見はこれを実現化したものだ。





【「底知らず不況」へ向かう韓国】


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