2013年8月27日火曜日

サムスン製タブレット 販売量・シェア下落=限界説も

_


●サムスン製タブレット


朝鮮日報 記事入力 : 2013/08/27 13:33
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/08/27/2013082701942.html

サムスン製タブレット 販売量・シェア下落=限界説も

【ソウル聯合ニュース】
 サムスン電子は今年4~6月期のタブレット型多機能端末市場で前期より販売量とシェアがともに落ち込むなど、低調な業績となった。

 米調査会社のストラテジー・アナリティクス(SA)は27日、サムスン電子が4~6月期に世界市場でタブレット型端末を840万台販売し、前期の910万台を下回ったと発表した。
 シェアも18.9%から16.9%と、2ポイント下落した。

 2001年1~3月期以降、サムスン電子のタブレット型端末販売量が前期よりも落ち込んだのは今回が初めて。

 同期間の世界タブレット型端末市場が不況だったわけではない。
 タブレット型端末の市場規模は5000万台で、前期(4830万台)よりもわずかながら増えた。

 ライバル社の米アップルは4~6月期にタブレット型端末を1460万台(シェア29.2%)を販売。
 販売台数は前期より490万台、シェアは11.1ポイント落ち込んだ。
 アップルのこうした不振はサムスンにとっては好材料になるはずだった。

 そうした状況にもかかわらず、サムスンの販売量とシェアがともに下落したことについて、
 一部からはサムスンのタブレット型端末開発の革新技術が限界に達したのではないかという声も出ている。

 ある業界関係者は、サムスンと中国企業との技術格差が縮まったとした上で、
 「中国メーカーの追随を許す状況は革新の限界とみることもできる
と話した。
 さらに
 「今後、革新的な製品を開発できなければ、年内にタブレット型端末の新製品を発表するとみられるアップルとの競争で再び状況が悪化するだろう」
と分析した。

 SAもこうした状況を反映してか、7~9月期のサムスンのタブレット型端末市場シェアが下落すると見通した。
 販売量は4~6月期より30万台増えるものの、シェアは16.7%とさらに落ち込むとしている。

 サムスンとアップルの不振は中国や台湾のメーカーには追い風になるとみられる。

 台湾のエイサーは1~3月期の120万台から4~6月期には150万台、中国の聯想(レノボ)は同90万台から150万台に、それぞれ販売量を増やした。

 SAはこれらメーカーが7~9月期にも前期の販売量をほぼ維持すると予測した。

 米グーグルのタブレット型端末「ネクサス7」を製造する台湾エイスースの販売量は、1~3月期より80万台減って4~6月期は210万台となったが、同製品の2013年版新製品が販売量を押し上げ、7~9月期には310万台に増えるとSAは予想した。

聯合ニュース


 現代自動車にはいっときのようは威勢は見られなくなっている。
 いまは低下のウエーブに乗り始めているとみられるような影が色濃い。
 日本離れして独自の開発能力を誇示したのはいいが、先端技術を生み出すほどのものではなく、ときとともにジリジリと貧困の波に飲み込まれていっているようである。
 韓国のもう一つの雄がサムスン電子である。
 「国家はサムスンのためにある」
とまで言われている、韓国きっての優秀な企業である。
 落ち目の日本からリストラされた技術者を引き抜いて先端開発のレールをひた走っている。
 アップルと対等にぶつかりあうほどの力をもち、韓国人の心に希望の灯火を燃やさせている。
 とはいえ、企業はいつか壁にぶつかる。
 民間企業は常に浮き沈みの中でもまれていく。
 永遠にトップランナーでいることはできない。
 一つの製品は市場が飽和したらそれで成長は止まる。
 買い替え需要のみではジリ貧に陥ってしまう。
 しかし、アップルのように新製品市場を作り出していくだけの知的ソフト力は残念なことにサムスンにはない。
 あくまでも、サムスンはモノ作り会社にすぎない。

 現代自動車そしてサムスンが下降の気流に乗ったら韓国はどうなるのか。
 これにLGを加えた3社でソウル株式市場の過半を占めているという。
 何か空恐ろしい未来である。
 通常なら政府はそのような奇形な経済を作りなおすために、構造改革を行うべきであろう。
 しかし、現政府は歴史イデオロギーに邁進して、国民を煽っているだけである。
 経済にはそっぽを向き、その部分の問題は中国に丸投げして知らん顔している。
 これでは未来の展望はない。

  韓国なら日常茶飯事の話題として韓国ナンバーワン企業サムスンにもある。

朝鮮日報 記事入力 : 2013/08/28 11:11
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/08/28/2013082801260.html

サムスン一家の相続争い、控訴審で和解勧告

 「兄弟間の争いは国民に失望を与えるだけだ。
 裁判中であっても和解するよう説得し、国民に喜ばしい知らせを伝えるというのはどうか」

 サムスン電子の李健煕(イ・ゴンヒ)会長(71)の兄、孟煕(メンヒ)氏(CJグループ元会長)=82=と姉のスクヒ氏が、父親(故イ・ビョンチョル元サムスン・グループ会長)の残した他人名義の相続財産を差し出すよう求めた訴訟の二審が27日に始まった。
 一審では李健煕会長側が勝訴している。

 控訴審の審理を担当するソウル高裁民事14部のユン・ジュン裁判長は、双方が第1回口頭弁論で激しい攻防を繰り広げたのを受け、和解を勧告した。
 裁判で白黒決着を付けるのではなく、互いに和解すべきだというわけだ。

 この日の口頭弁論での双方の主張は、一審のときと何ら変わらなかった。
 原告の孟煕氏側の代理人は
 「先代会長の長男である孟煕氏が相続人として固有の権利を有する。
 健煕氏の主張を認めた一審の判決は間違っている」
と主張した。
 これに対し、李健煕会長側の代理人は「先代会長はかなり前から健煕氏を後継者に決め、経営権の継承に必要な株式を単独で相続するようにした。原告の控訴を棄却してほしい」
と訴えた。

 李健煕会長側は、原告側が二審での請求額を、一審の請求額の300分の1に当たる96億ウォン(約8億3300万円)に減額し控訴したことについて
 「控訴権の乱用」として問題視している。これに対し原告側は「揚げ足取りにすぎない」
と主張した。

 結局、裁判所は双方の代理人に対し直接和解を求めることになった。
 李健煕会長側の代理人は「話し合ってみる」と答えた一方、原告側は
 「議論すべき具体的な事項はないものと考えている」
と語った。

 国家ナンバーワン企業の酷態は、日本なら当然のこととして世論の袋叩きにあう。
 だが、韓国ではゼニがどちら側に動くかにのみ国民の興味が行っているようである。





【「底知らず不況」へ向かう韓国】


____